劇場公開日 2009年7月11日

「松江くんからの天国へのラブレター」あんにょん由美香 青山大輔さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0松江くんからの天国へのラブレター

2012年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

俺、林由美香より歳とったのかぁ・・・あ、林由美香ってAV女優でありピンク映画で活躍していた女優さんです。出演作品200本以上!まぁいろいろとお世話になりましたわw

韓国のエロV映画で「東京の人妻 純子」って映画があったそうで(さすがの私も知りませんでしたw)、一部観られるんですが、韓国映画なのに、なぜかみんな日本語で話すというwww
話はベタベタだし。

そんな映画があって、関わった人が想いを語ってます。

みんな好きなのよ、彼女のことが。可愛かったしね。

5年前亡くなったんですよ。死因は不明。まだ不倫関係が続いていたのかしらんが、平野克之がおかしいなと家にいったらもう・・・
あの時は私も悲しかったですけどね。

享年34歳

この監督がどうしてもやりたかったこと。なぜ台本が途中でカットされたのか?その疑問を追求してます。どんだけ熱意あるんだよ。

予告編でちらっと平野が「俺はやれない。ごまかすようなことすんなよ」って。
タイトルは「由美香」って変わったけど、原題は「わくわく不倫旅行」って全く抜けないエロビデオ。どうしてもみたくて買いましたよ。通販で。しかも定価でw(1万ちょっとしたか?)
そのとき平野と不倫関係で、ただもくもくと北へ自転車で走ると言う・・・(いちおう約束事があったんだがね)。

んで、平野はまだ走ってんのか?w

松江もよく作ったよ。感謝するわ。俺をあんまり泣かせるなw(実際泣いてたw)

でもあれだ、どこかの映画館行けば観られるからな。死んでるけどまだ生きてるよ、フィルムの中で。

んで、天国でいってんじゃない?

「松江君、まだまだね」

って。

 ところで「あんにょん由美香」に対してとある映画雑誌のライターさんの話。。批評読んだけど、あれは松江自身が考えたことだし、3人の人(カンパニー松尾、いまお かしんじ、平野勝之)にインタビューしてるけど、それは「林由美香」の想いを聞いているだけで、そこから「じゃぁ林由美香の存在っていうのはなんだろ う?」みたいな疑問符で十分ありだと思うんだけど。

ちなみに「由美香2005」っていう映画が出来たそうです。観たいけどこっちじゃ観られないでしょうね・・・

一つだけ批評で気になったことがありました。

>永遠の片思いってやつは、それこそ嗤われるぐらい無様な姿を見せることになろうと、自分の手で成仏させるよりないはずでしょう。

そうか?片思いを貫き通しすもんじゃない?

じゃなかったら沖縄までいって、「映画やってる!」なんて出てこないんじゃない?

あえて反論すれば、「永遠の片思い」ってそれをなんとかしたいなぁ・・・でもなぁもう無理だしなぁ・・・こうやって表現すればもしかしたら喜んでくれるかなぁ?ってそんなもんじゃない?

平野勝之がどう思おうが、松江自身が片思いを成就させたい、たしかに死んでいても。
そういうもんじゃないかと。でもそれをやっても成就はされません。

生きていたらなんとかなるかもしれんけど。それで十分だと思うけどなぁ。

生きていたって、じゃぁ片思いが成就されるの?
俺なんか片思いしてなんとか頑張ってみたけど、すべてダメだったんだがwww

一度恋すると長い間片思いしちゃう私が言ってみました。

青山大輔