「ナイスミドル御用達。」僕らのワンダフルデイズ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ナイスミドル御用達。
クリックして本文を読む
竹中直人主演、と聞けばなんとなく想像がつく。
いつも通りのあの演技、話の内容もベタで凡庸。
おそらく冒頭の立ち聞きを含め、
その後の展開が大いに予想できる話でもある。
が。こんな風にベタでありがちな話をどう面白く
感じさせるかが監督の手腕にかかっているのだ。
全体的にまとまりがよく、それぞれの立場での
悩みや親父たちのもがく姿が微笑ましく切ない。
誰にでも、こんな時がくるのだ。
そんな時にこうして集まれる仲間がいること、
友情が続いていることをものすごく羨ましく感じる。
奥田民生がアドバイザーということで音楽面最高。
さらにはあの大物アーティストがメンバーで出演。
あまりの台詞棒読みに笑い^^;しかしとぼけた顔
から出てくる言葉は頷けるものばかり。
有り得ないメンバー構成に高級スタジオ確保、と
んなバカな!?的な設定だらけだが、題名通り
ワンダフルな出来事が辛い日々と並行して描かれ
なかなかいい味わいを醸している。
久々に見た宅麻伸(そしてアノお方^m^)
段田安則、斉藤暁、浅田美代子は適材適所。
しかし役場の窓口のあの人にはちょっと驚いた^^;
さらには娘の相手、妖怪の正体は相方でバレる。
(団塊オヤジがんばれ。ナイスミドルっていい言葉だ)
コメントする