「どうして、そんな余計なことするの?」白夜 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
どうして、そんな余計なことするの?
クリックして本文を読む
映画「白夜」(小林政広監督)から。
フランス・リヨンの赤い橋の上で出会った
見ず知らずの女、その女の不倫相手を捜し出して、
彼女がここで待ってると、伝えてくる・・と走り去る男。
そんな彼に、彼女が呟く。
「どうして、そんな余計なことするの?」
私がこの台詞を残そうと思ったのは、実は訳がある。
監督を始め、制作スタッフに訊き直したいから。
作品全体的に、そう呟きたい衝動にかられてしまった。
意識的なのか、撮影カメラの固定をしていないのか、画面が揺れる。
特に、リンゴを食べるシーンは、酔いそうになった。
また、時々挟まれるのモノクロームの画像の意味もわからない。
出演者は、驚くことに、本当に2人だけだったし
舞台の「ふたり芝居」を観ているようだった。
撮影の甘さに「経費が足りなかったんだな、きっと」と思わせる
そんな素人っぽさだけが、残った。
この作品の良さがわからない、のは、私だけだろうか。
だとしたら「う~ん、難しすぎる」
コメントする