「本当はもっといい作品」ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない イブラさんの映画レビュー(感想・評価)
本当はもっといい作品
になるはずなんです。
キャストの演技も悪くないですし、特に主演の小池徹平は社会の荒波に揉まれ苦しむ青年を等身大で演じていましたし、他の役者さんも個性があり、良かったです。
問題は、ストーリーだと思います。
悪くないんです、ストーリも。感動を呼ぶところもあります。けど、、この映画ではどこかブラック会社が肯定されているように感じてなりませんでした。
本来、ブラック会社は絶対に許されるべきものではないはずです。
なのに、ブラック会社に入ってもそこでガムシャラに頑張ることこそ正義みたいな作りになっているのが、納得いきません。。
最後のセリフで、生きるとはこういうことみたいなセリフがありますが、そうではないと思います。。
ブラック会社の存在を肯定し、助長するような感じになってしまっているのが本当に残念です。
映画としては、悪くなかっただけに、もう少しストーリーを考えて欲しかった。。
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