ソラニンのレビュー・感想・評価
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何だか切なかったな。
同じくらいの年代なので何だかこの映画を見てこれからの生き方というか自分と重ねて色々考えてしまいました。
あおいちゃんが歌ってるシーンはすごく勢いがあって最後歌い終わった後のあおいちゃんの表情などたまりませんでした。
すごく印象に残っているのは種田が最後電話で『好きだよ』って言おうとしたら充電きれてしまった所とか事故にあう直前に泣きながらバイク運転してる所とか何だか切なかったです。
いい青春映画でした。
とにかくあおいちゃん可愛すぎです。
あとからほのぼの思うもの。
この作品も原作ありき。というものだったらしく、
公開前の劇場内に原作の小冊子が置いてあった。
手に取ったその本の絵面がどうも好きになれず(爆)
なんだかなぁ…という感じでいたのだけれど。
この作品、かなり賛否両論を呼んでいるようだけど、
私は映画版を観て、本作が好きになった。というか^^;
あ~なるほど。と思える部分がたくさんあった。
さらには宮﨑あおいの思いっきり成りきった演技力。
何をやらせても自分のものにするところは凄いねぇ。
この作品が嫌いな人は、辛い現実を味わってきて
何甘ったれてるんだって思うのだろう。こんな生き方。
半面、夢を諦めることの意味をどうしても理解できず、
もがき苦しむ若い世代も、きっとまだ多いんだろうと。
私もよく思うのだ。例えばアカデミー賞などの授賞式で、
「皆さんも夢を諦めずに頑張ればいつか必ず叶います」
みたいなことをいう人がいるけれど、それはアナタが
受賞したから言えることであってね(爆)、多くの俳優は
その夢を持ちながらトレーラー生活で終わったりすんの。
頑張れば夢が叶うという人もいるが、それは運である。
どんなに才能があったって、見出される運がなければ
ただの凡才で終わる。つまりその、見出される運こそが
その人が持つ才能ということになる。分かんないものだ。
スカウトマンに聞いてみよう!(爆)
この作品に出てくる種田という男も、自身の持つ理想と
現実とのギャップに悩んで前に進めなくなっている男。
「答え」なんてそんな若いうちから見つかるわけがない^^;
誰もがそうやって、どんな夢を叶えるにも、諦めるにも、
ウダウダ悩んでもがき苦しむものなんですよ、種田くん。
貴方には芽衣子をはじめ、バンド仲間や友人たちがいて、
その才能を開花させて欲しいと願っているけれど、そう
簡単に認めてもらえるほど、人生は甘くないのだわねぇ。
それが分かって、彼はある決断をするのだけれど。。。
私の周りにも夢を諦められずに頑張る人がまだいる。
正社員の道を捨てても、その世界で生きていたい人。
幾つになっても「答え」などやっぱり見つかっていない。
それでも。
自分の好きなことにほんの一部でも身を置いていたい
気持ちが私には分かる。もう好きなんだから仕方ない。
叶う叶わないの問題じゃなくて、ただそこにいたいだけ。
そこが甘いんだよ、という人も多かろうが^^;ねぇ。
夢論争のなれの果て、種田の遺志を芽衣子がある形で
実現させる。ここはいわゆる彼女の区切りなんだろうと
観ていて思った。ハッキリいえばこれだって甘い。(爆)
でもその夢を仲間が手助けして、なんとか叶えさせる。
どうなんだろう…
私には種田も芽衣子も、かなりの幸せ者だと思える。
こんなにいい仲間がいて、大切なものがすぐ傍にあって、
これで不幸なんて思ったらバチあたりになってしまうぞ。
ウダウダ悩みながら、乗り越えてきた青春時代。
なぜか冒頭から森田公一とトップギャランの(古っ!)
「青春時代がぁ~夢な~んてぇ~」を頭で繰り返していた。
私には、なんだかとてもいい作品だった。
(桐谷くんのビリー良かったなぁ。彼女作ってあげたいよ)
ソラニン
どこにでもありがちな内容だと思うのですが子供から大人になって先がわからずこれから先どーすれば良いのか悩む時期が誰しもあると思うのですがそのような内容の映画だと思います。それがこの映画の中では音楽(バンド)のつながりで友達との付き合いがありながら将来のことやこのまま趣味的に音楽をするのか色々悩んで成長していくことを描いているのかな~と思います。
キャストも音楽も良かったですし最後の宮崎あおいちゃんがギターを弾きながら歌う場面は練習をかなりされたと思いますが良かったシーンの一つです。
少しジーンときてしまいました。
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