「種田に届け!私たちの歌。」ソラニン 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
種田に届け!私たちの歌。
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浅野いにお原作、三木孝浩初監督作品。
自由に憧れ仕事を辞めた芽衣子と夢を追って音楽を続ける種田。
互いの幸せを考えてすれ違う毎日。
そんな時、種田はバイク事故にあって…
前情報入れてなかったので、種田の死はかなり衝撃的だった。
公式で種田の死があらすじに入っているので、ネタバレじゃないかもしれないが、知らないで見た方が芽衣子たちと同じ消失感を味わえるかも。
ソラニンってのは簡単に言うと、ジャガイモの芽の毒のこと。
互いの成長には必要不可欠だけど、料理として完成させるには毒になる。
芽衣子の家にジャガイモが溢れていたり、芽衣子や種田という名前だったり、意外に芸が細かいことには観賞後に気付いた。
種田の死をいつまでも引きずることなく、彼の意志を継ごうとするヒロインに好感が持てる。
そして、やっぱりライブシーン。
宮崎あおいの歌声がとても良い。歌い終えてからの間も。
ゴールは人それぞれ違って、人それぞれの生き方がある。
単なるライブかもしれないけれど、彼女たちは1番輝いていた。
前半のスローテンポと全体的に暗めの画だったのがちょっと観難かったけれど、余韻の残る良い映画だった。
鳳凰ビールにデブベース。
印象的なシーンはいくつかあったけど、中指コピーの破壊力強すぎてそれしか覚えてないわ笑
すめーん。
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