花と兵隊のレビュー・感想・評価
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これぞ、反戦映画じゃないかなぁ。
「あの映画」と違うのは「すったもんだしない事」で「簡単に話を聞き出している所」だね。やっばり、大乗仏教国の特筆を知っての事なのか?大変に目の付け所の良い作品になっていると感じた。
これぞ、反戦映画じゃないかなぁ。
「鉄砲で撃つばかりが戦争ではない。」
僕の
母親の一番上の兄。つまり僕からはオジキもインパール作戦に参加して、マラリアで亡くなっている。この映画を見ると亡くなってくれて良かったとさえ感じる。
まぁ、それはともかく、彼等の多くは「命令に沿って行動した」らしい。
それでも、彼らを受け入れるアジア人の懐の深さには頭が下がる。
入欧米は良いが脱亜では駄目だね。
しかし、日本人は勤勉、実直、心遣いがある、とか言うが、人によって全く違う人生を歩んでいる。やはり、古今東西関係なく、実存主義だと僕は感じる。
総じて感じた事は、罵詈雑言しか演出出来ないあの人物に忖度して、ひけを取ろうとするのか?それが、分からない。
この一作品でカン◯国際映画祭は本来は受賞できる。しかし、現実は僕の他にレビューを書く者がお一人のみ。それが現実。大変に残念な事だと思う。
この映画が封切られた頃、僕は人生のどん底だった。身にしみて自分を大事にしなけりゃと思って生活をしていたら、あの災害。でも、その頃は人生の底は通り過ぎていたね。
製作年 2009年
製作国 日本
劇場公開日 2009年8月8日
上映時間 106分
伝えなければならないモノ
タイ・ビルマ国境付近で終戦を迎えながら、戦後日本へ帰還をしなかった日本兵の姿を追ったドキュメンタリー。
映画は作品中に登場する日本兵のお葬式から始まる。
何組もの地元で暮らす元日本兵が登場するが、作品の大筋は主に3人のインタビューにて構成されている。
「帰りたいとは思ったけれど帰らなかった…」
その気持ちは何故だったのか?
当時の戦況はどんなものだったのか?を1人1人が語る。
中には国の内紛に参加して(主ににカリン族にお世話になったりしていた為…現在でも独立運動が盛んらしい)亡くなった日本兵も数多いとゆう。
その様に地元の女性と結婚し、地域と溶け込んだ生活を営み。また彼ら部族も深い愛情を持って受け入れている。
そんな元日本兵達は、残り少ない人生を迎えつつある。
あの時インパール作戦で一体何が在ったのか?
今少しずつ真実が明らかになって行く。
「銃撃だけが戦争じゃないんだ…分かるか」の一言がとても重い。
(2009年8月23日【シアター】イメージフォーラム/シアター2)
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