ダーク・シャドウのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
今ひとつかな
...............................................................................................................................................
魔女に呪いをかけられた吸血鬼のジョニーが現代に蘇る。
で、魔女は市議会議員か何かで偉いさんやった。
魔女はジョニーに求愛するが、ジョニーは断る。
魔女は切れてジョニーをまた数百年ほど眠らせようとする。
でも狼女やらよう分からん霊みたいなんが出て助けてくれる。
そして魔女はついに死亡。
ジョニーがかつて愛した女は死んだが何故か現代に生きていた。
ソイツが死にそうになるのでジョニーが噛んで吸血鬼にする。
そして2人のバンパイアが永遠の愛を築く。
...............................................................................................................................................
何かよう分からんかった。
ジョニーが顔に色々塗って出て来る作品は大体しょーもない。
ファンタジーなんかな?この手の作品は詳細を追う必要もない。
血は水より濃い
なかなか面白かった
ダークな世界観
ほとんど……変わった?人たち
普通でない人たちばかりで
コントほどではないけど笑ってしまう
ダークな部分とコメディが混在していて
飽きさせない
途中から~カーペンターズや~エルトンジョン…エンドロールでGo AII the Way の歌が使われていて懐かしかった~ (音楽でも楽しめた)
バンパイアはしあわせか?
大切な家族は減っていく
ヒゲの若者たちはなぜ襲われた?
幽霊と男の子の亡くなったお母さんの関係は?
狼少女はいつから?
街の人との関係はこのあとどうなる?
何もかも???のまま二人でバンパイアになって
永遠の時をこれからどうするの?
この監督に望んではいけないかな
コメディ?
ラブロマンス風のコメディという印象。最終的に何が伝えたかったのか、どんなストーリーがメインなのか明確にならながった。
恋愛なのか、一族のことなのか、呪いのことなのか。
さいごのまとめ方も無理やりっぽい。
執念
コリンズ家にかけられた魔女の呪い。
200年の時を経て目覚めたバンパイア。
時は1972年。
今やコリンズ家は没落し広い屋敷にたった7人で暮らしていた。
蘇ったバンパイアはコリンズ家の再興を誓う。
地下の隠し部屋に眠る財宝を使いかつての栄光を復活させたのだが…
魔女はコリンズを自分のものにしようとあの手この手で邪魔をする。
魔術を使い街中を支配する魔女は怒り狂いコリンズの工場を焼き尽くした。
コリンズの破滅を企む魔女だが最後までコリンズの愛を求める姿が執念深く滑稽なまでに哀しい。
家庭教師のヴィクトリアと200年前の恋人ジョゼットが重なりコリンズは恋をする。
またしても魔女の呪いに導かれ岬から落ちるヴィクトリア…コリンズも後を追いヴィクトリアの首筋をガブリ。
岩場に落ちた2人はバンパイアになったジョゼットとコリンズ。
ようやく魔女の呪いがとけたのだった。
オオカミ人間になっていた娘に驚きだった。
お城の装飾品や70年代の車や音楽などなかなか良かった。
話がつまらなかった。映像や役者は良かった。
素人が考えたの……?
ってくらい脚本がめちゃくちゃだった。
ブッ飛んでた。
やりたいこととかいっぱいあってパーツごとに詰め込んだ感じ。それが互いを打ち消しあって、うわぁ……って感じだった。
ベースが家族なのか恋愛なのか……どっちにしろ中途半端で、家族にしては絆が薄いし、恋愛にしては唐突って言うか……いつ好きになったの?って感じで、しかも主人公いろんな女に手出しとるしね。そのせいで更にヒロインへの愛が薄っぺらく感じた。全然感情移入出来ない。
ラストの再会は、本当は泣けるものにならなきゃいけなかったんじゃないかな……?って思う。
ストーリー的にはシリアスで進めて行くべきだったと思う。なのに変な間でふざけるから、受け取り方に困った。
ヒロイン以外とのラブシーンも、必要だったのかな?と思った。余計なとこで尺をとりすぎたせいで詰めすぎになるんだと思う。(ほんとなんでこの企画通ったんだ)
基本的に、めっちゃ面白い!って感覚的に楽しめるもの以外は、この話を通して何を伝えたかったのか、作者のメッセージやテーマが売り物としての価値だと思う。要はこの映画は何のメリットがあるかという話で、全然メリットが見えなかった。例え共感はできなくても、こういうことを伝えたかったんだってものがあればまだ楽しめた。
プライムビデオで観たから損をしたのは時間くらいで、金返せとは言わないけど、もし劇場で観てたらぶちギレるわ。(上映当時大丈夫だったのかな…?)
とにかく、どういう気持ちでどういうテンションで観たらいいのか戸惑う映画だった。一言で言うと、ひどい。
続編に期待
エヴァグリーンの魔女がかなり綺麗だった。音楽で表現してるシーンが多くみられた。ジョニーデップって本当にキャラクターものが多いな。続編もあるみたいだから、どうなるか楽しみ。
コンビ健在
今回もバートン×デップのコンビは健在だ。
毎度のことながらジョニー・デップ演じる主人公(今回はヴァンパイアのバーナバス・コリンズ)はどこかもの悲しく、何かずれていて、過剰なのにまっすぐ。真剣なのにおかしい。
そして、何より魔女役のエヴァ・グリーン。とにかく嵌りまくりでそれはそれは美しくもエロくおそろしい。一方好対照なのが主人公の元恋人で家庭教師としてやってくるベラ・ヒースコート。いまいち彼女に対するバーナバスの思いが平板なところが玉に瑕ではあるけれど、彼女も独特のリズムで存在感を発揮し、拾い物?を見つけた印象が残った。ともかく、メーンストーリー以外の脇役の子どもたちや70年代ヒッピーカルチャーの雰囲気、コリンズポートという港町の情景など、細部へのこだわりにも納得の一作。
炎上するアメリカ社会の姿?家族の存続を願うコリンズはアメリカ社会を写す鏡?
ジョニーファンにとってこの作品の前半はズッと彼がスクリーンの中心的存在で出演しているので、相変わらず、大いに楽しめる、彼の魅力満載の1本だと思うけれど、個人的には、「ウ~ん」もう正直食傷気味だってとこも有りましたね!
ジョニーは、確かに個性的で良い俳優さんなので、私は彼が以前は好きでしたけれど、あまり最近は、俳優として、芝居に冒険をしてくれていると感じられないので、今一気が進まないと言うか、気分が乗らず、飽きて来た感じがするのは、私の勝手な気のせいだろうか?
映画フリークである私は、彼にはもっと、ファンをアッと驚かす様な変化の有る役処をドシドシと続けて演じていって欲しいものなのだが、これは彼のファンである私の単なる個人的な我が儘であろうか?
ティム・バートンとのコンビも勿論ゴールデンコンビなので、気心知れた信頼関係の或るこの2人が組めば、興行的にも有る程度の水準をキープ出来るので、ハズレは無しと言うところなのかもしれないが、その事は、1つのマンネリズム化を招き、映画としての面白さとか、映画の迫力や新鮮味と言うところでは返って逆効果になってしまっている気がしてならないのだ。
今回の本作品も、結局のところ衣装や、化粧なども凝っていてそれはそれで良いのだが、200年振りに、この世に再び蘇ったバーバナスのタイムシフトした70年代の、アメリカの音楽や、ファッションや芸能などのポップカルチャーに造詣が深く無いと、何故、このシーンで、このギャグが出て来るのか、そのギャグの意味が中々解り難いのだ。カーペンターズが当時の流行だったと言う事だけでは無い事も含めてね・・・
エリザベス(ミシェルファイファー)が家庭教師としてやって来たヴィクトリア(ベラ・ヒースコート)との会話から、エリザベスが家族を護り抜こうと必死になっている様子が覗えるのだが、その姿はコリンズ家を護る事=其のままヴェトナム戦争で傷つき、破壊された家庭を護り抜いているアメリカ社会を象徴し、その事は、今イラクやアフガニスタン戦争で破壊させられたしまったアメリカの家庭が、家族を護って、家族の回復を願っている事の象徴として、このコリンズ家の存在が有る様に思われるのだ。
そして魔女のアンジェリーク(エヴァ・グリーン)が家庭を1番大切にして護り抜こうとしているバーナバス・コリンズを誘惑し、心からのバーナバスを愛していたと愛を伝えるが、それは決して愛では無と告げるバーナバスは、今のアメリカ社会の姿をそこに重ね合わせているのではないだろうか?そしてアンジェリークの魔力によって破壊されつくしたコリンズ家であっても、絶対に家族がいる限り、どんなに最悪の状況に陥っても必ずや、家族の不和をも乗り越えて、復興して見せるとキャロリンとエリザベスが力を合わせシーン、家族が1つになり、将来の再興の決意を見せるコリンズ一家はそのまま、戦争で、そして経済も破綻したアメリカ社会が必ず、将来的に復興を遂げて見せると言うアメリカ社会を重ね合わせて表現していると思うのだ。200年前の社会から蘇るバーナバス・コリンズとは、アメリカ建国の精神の本当の意味での回復を願って止まない、今のアメリカの姿をそこに重ね合わせている様に思うのだが、それは単なる私の勝手な思い込みだけだろうか?
ストーリーの先が観ていて中々読めずに、その都度小さな驚きと期待を持って最後迄観て行く事が出来る映画だったが、あなたはこの映画をどの様に評価するのでしょか?
キワモノ対決。
やっぱりジョニデはこういう役がよく似合うなぁー、と思う以外は、
ゴシック・ホラー・コメディ…になりきれない不完全な仕上がりで、
ヴァンパイアといっても、普通に男と女の愛憎劇に終始するお話。
だって、結局アレでしょ?
バーナバス・コリンズ、アナタが使用人を(魔女とは知らず)弄んだ
からいけないんじゃない^^;
その後、最愛の女に夢中になって怒りをかっちゃったんだものねぇx
それに魔女も魔女。
嫌われてるんだから…いい加減に諦めりゃいいのに。しつこい~x
まぁ~さすがに殺し方がリアルというかバンバン殺しちゃうんだけど
ヴァンパイアって、ああしないと死んじゃうんだものね…。
今作にC・G・モレッツが出ているのはナゼ?と思う皆様方には、
しっかり彼女の見せ場とその理由が描かれるのでラストまで辛抱を。
…ただまぁ、それがなんで必要?^^;というのはありますが。
魔女の呪いで生き埋めにされ、200年もの眠りから覚めたバーナバス。
1972年っていう(面白い)年代に甦り、カルチャーギャップに喘ぐのか
と思いきや、その辺はサラッと流されてゆく^^;
「唯一の財産は家族」という亡き父親の言葉をモットーに
御家復興のため、末裔たちと彼がタッグを組んで催しを始めるが、
そこへ当然、魔女が邪魔に入る。あの手この手で誘惑したり責めたり。
たまたま家庭教師で住み込んでいたビクトリアが亡き妻にソックリで、
彼はやっぱりそっちへ向いてしまうため^^;余計に魔女が暴れるハメに。
どこをとっても予定調和で(残酷シーンは多々あれど)
お話の盛り上がりに欠ける展開、、これは原版のドラマがそうなのか?
子供向けにするなら、思いっきりコメディにするとか、
大人向けにするなら、個々のキャラを整理してもっと観やすくするとか、
ジョニデの演技は確かに巧くて楽しめるんだけど、
それ以外の不完全さが否めず、予告で期待した面白味が半減する。
まぁバートンらしいといえば、バートンらしいんだけど^^;
最後のアレなんかねぇ、まるで奥さんに頭上がらない感じあるもんね。
しかし奥さんも、ジョニデに負けずキワモノ役がホント多いわね。
(A・クーパーが老体に鞭打って^^;素晴らしいステージ。盛り上げます)
主人公より魔女さんに一票
5月15日に、友人に誘ってもらい「ダーク・シャドウ」試写会に行ってきました。…が半月経ってようやくレビューしようという気になりました。
事前に情報をあまり仕入れずに観てきました。ちなみに熱狂的ではないけれど、ティム・バートン × ジョニー・デップの作品ファン。
ネタばれあり、長文コメント失礼します。
観た第一印象は「独特のダークネスな世界観が面白い、出演者も豪華だわ~」。
出演者が女性多いですし、ストーリー的にも女性陣が強いです。
個人的に「ダーク・シャドウ」で気になる事をまとめてみると、
伝わりにくいバーナバスの家族への愛(家族のためと言いながら、普通に自分中心で行動してるような…)
主役はじめ、どうにも「だめんず」に見える男性陣と、個性的な美しい外見からパワーまで、とにかく強い女性陣
ストーリー内でフォローの少ないファンタジー部分の説明(あと少しだけでも、あればいいのに)
R指定はないけれど、意外とあったきわどいセリフや部屋のインテリアがぼろぼろになる位のラブシーン(大人はともかく、小さい子供に見せるのは考えた方がいいかも)
あくまでバーナバス(ジョニー・デップ)が主役で、今回もかなり印象的なルックスでしたが。
でも正直な所、元恋人であり今や強大な敵になった魔女(エヴァ・グリーン)の方が、大活躍でインパクト大。彼女の登場シーンや美しさ、色気のあるポーズ、着ていたドレスの方がよく憶えている。
人物設定で「あれ?」と思ったのは、とってつけたようなキャロリンの狼男の能力。登場シーンからヒントがあったかどうか、私も思い出せないけれど、唐突感が否めない…。
…あと博士(ヘレナ・ボナム・カーター)はあの役割で良かったのだろうか。勿体ない印象。最後の最後で、また登場されるけどあれもどうかと。
いちばんの見所。それは魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)の、映画クライマックスまでの無敵、無双っぷり。驚くほどご活躍。
なのにその「魔女の最後」がやけにあっさり、意外な人物の唐突な登場&一撃でそのまま終焉…。それまで無双だったのに。
ストーリーについてはせめてエンディングで、「残ったコリンズ家のその後」について少しでも描いてほしかった…。
「物語はその行間を読め」と、映画を観た人それぞれが物語を補完する形もいいとは思うのですが…。今回はどうも、最後は駆け足で説明不足のままストーリーを閉じちゃった印象もありました。
音楽は現代でのシーンでは、カーペンターズなどの懐かしい洋楽が流れて「お、私でもこれ知ってる」というノスタルジー感も感じられ、なかなか好印象です。ただ全体的に、曲のインパクトもあまりない。
くすりと笑える面白い(大笑いではなく)シーンはありました。
マクドナルド看板への解釈(メフィストフェレスの「M」と勘違いする)、屋敷で段ボール箱やタオルの棚に入ってみたり、意中の女性(現代での家庭教師)と二人きりのシーンで、顔を近づけすぎた時の相手の反応を「私の口臭が気になるか」と言うシーン。
しかし全体的にあまり楽しく笑えるシーンは少ない。むしろ苦笑いしそうなシーンが多い。
これは「家族に向けるような愛をもって、何ぞこれというシーンもあたたかい目で見て、あまり考えずにティム・バートン世界に浸ると面白い」映画。
私としては独断ですが、あまりプッシュできないジョニー・デップ×ティム・バートン作品です。
まぶしすぎるぜ
いやあ、1、金があるからといろいろ権利を買う。2、受けばかり狙って物作りする。3、ブランド力で人気はあるが中身は「あのねきみぃ」、・・・という3拍子そろったとても悲しい(泣ける)映画でした。う。指輪のごときプロローグがあっても、指輪のごとき深みはないし、何とスポイラーになっている。黄色い看板を出してコメディのつもり?今更「スリーパー」の頃に戻られてもねえ(という意味では正確な時代考証かな)。いつも出てくる幽霊なら(これは後で知ったけど)、わざわざシーツの中に入らなくてもいいのにねえ。←エンターテインメント精神ですかぁ。(中略)15歳の娘がラストで突然××になるに至っては、「オーマイガッド」としか言いようがない。などなど、どのシーンにも突っ込みどころ満載。バートンが思いっきり迷子になった映画です。
ただ、そんな迷作にも原作(なんてあんの?)が伝えようとした精神は見え隠れしています。つまり1、「血は水よりも濃い」などと言ってると、人を悲しませ恨みも買うよ(まさこさまあ!!)。2、魔女だって地域を潤わせ住民に愛されたら立派な政治家(頑張れ日本のドジョウ総理!)。3、赤毛の女には気をつけろ(ジュリー・レスコー、君の事だよ)。ね。人生の指標になるとてもありがたいお話ではありやす。
さて、これをどう楽しむかは・・・1、ジャッキー最高!loosin' it以来の元気なお姿。bad newsビデオが見たくなります。2、ボールに来たおっちゃんはalice本人?いい爺さんになりましたねえ。3、せっかくハローウィンで始まったのにクリスマスで終わらないハードボイルドさ。ここいらへんでしょうか?
元になったテレビ・シリーズ(があるのかな)は、とても見たくなりました。でもそれを作ったお方は、こんな映画を捧げられて草葉の陰でさぞやお困りでしょうね。
最後に私的意見で恐縮ですが、この映画の教訓はわたしにとっては「嘘をつけない男に、女を愛する資格はない」でした。「男と女」は適当に入れ替えてお楽しみください。
<付録>僭越ながら救出案:1、ヴィッキーの生い立ちをプロローグにして、ヴッキー目線で作る。2、それらしい吸血鬼ならでは(銀やら、棺桶やら、太陽光線やら)はあえて全て使わない。3、グランドバンクスで漁にいそしむ船長のカットをちりばめる。以上の編集&追撮で、結構バートン風になるかも。
魔女の愛
もっとコメディだと思っていたので、アンジェリークのバーナバスへの叶わぬ愛が胸に迫った。ジョゼットが好みならば、対極だけど美人なのになあ…
ミシェルファイファーは年を重ねて益々美人ですてきでした。
ジョニー・デップのコスプレ劇場ヴァンパイア編に過ぎない茶番
メチャクチャつまらなかった。
期待値のハードルが高過ぎたから云々以前に単純に退屈極まりない。
今年、劇場で観た映画の中でワーストのつまらなさだ。
娘に『モールス』のクロエ・モレッツ、
専属ドクターにバートン組の常連ヘレナ・ボナム・カーター、
街の漁師の棟梁に往年のドラキュラスターのクリストファー・リーetc.血を好むキャスト陣で固める配置は興味深いけど、深かったのはそこのみで、以外は浅い浅い。
ギャグもストーリーもとにかく全てが…。
ハッキリ云っちまったら、こんなのジョニー・デップのコスプレ劇場ヴァンパイア編以外の何物でもねぇや。
しょ〜もない。
大味同士やけど、コスプレ劇場やったら、海賊編の方がまだマシやったわぁ…。
致命的なのは吸血鬼のキャラクターが明確化していない点に尽きる。
太陽光線に弱いはずやのに、割と平気に昼間外出しているし、血を吸う周期も襲う基準も全く解らない。
一番解らないのが時代を72年に設定した点である。
不死身の身体を活かして、最終的には2012年に到着するのかと思いきや、72年をグダグダグダグダ茶番繰り広げてるので呆れた。
単にカーペンターズの『トップオブザワールド』に乗せて、ドラキュラの習性を撮りたかっただけやと思う。
そのためのチョイスなのか?
あのシーン以外に面白さは一切無い。。
っていうか、予告のPVで観とけば、もう充分である。
そんな代物に¥1800払う価値って有るのかね。
甚だ疑問だ。
では最後に短歌を一首
『血飛沫(しぶき)の 目覚めは遠く 恋啜る 棺重ねし 呪いに濡れて』
by全竜
デヴィッドの父には、ビックリしたわ
魔女に吸血鬼にされ、たまたま地面を掘り起こされ目覚めたら、そこは1972年だった。
1972年と言えば、日本では、70年に万博があったから、その2年後ね。
高度成長期の良き時代。
そんな時代のファッションやピッピーや音楽など、「そう言えば、あんなのを見たことがあるな~」なんて思いながら、とても楽しんだ。
コリンズのお屋敷は、びっくりするくらい豪華で、贅沢で、美しくて、威厳があって、羨望の眼差しで見た。
また、絵画、シャンデリアや、ダイニングテーブルや椅子などの家具などもとてもステキだった。
水産業を生業としていただけあって、タツノオトシゴや波の模様の床などを、見つけられて嬉しかった。
それに、隠し部屋。
夢があっていいな~。
それに、バーナバスのあの衣装。
時代遅れもイイところなんだけど、似合うんだなバーナバスに。
風が吹いても乱れない、あの髪型もね。
2インチほどの付け指をした長~いバーナバスの指。
それが、なんとも存在感があって、もうひとつの「口」というか「目」というか「言葉」というか、とにかく面白かった。
至る所に、監督のブラックユーモアがあり、クスクス笑いながら、楽しんだ。
特に、デヴィッドの父の行動には、ビックラして、ショックだったわ。
それと、ラストがちょっと中途半端。
ティム&白塗りジョニーは、もう食傷気味とおっしゃる方もいるかも知れないけれど、難しいことは言わずに、可笑しさを楽しむ方が良いかと。
エヴァ・グリーンの魔女、艶めかしくて、妖艶で、ずるくて、良かった。
クロエ・モレッツ、いいね!
そうそう、忘れてはいけないのが、音楽。
ティム×ジョニーというけれど、私にとっては、+ダニー・エルフマンの3人トリオなんだけどね。
雰囲気にぴったりの音楽は、やはりダニー。
最高。
全23件中、1~20件目を表示