エンジェル ウォーズのレビュー・感想・評価
全44件中、1~20件目を表示
男子(ザック・スナイダー)の妄想詰め込み映画
といったところでしょうか。
ザック・スナイダー監督の美女アクションバトル映画、というかザック・スナイダーの妄想をそのまんま映像化したらこんな感じになっちゃいました映画。
実母の死を切っ掛けに、母の遺産相続を目論む継父に狙われた姉妹。妹は無残に殺され、その殺人のかどで逮捕ではなく精神病院に入れられてしまう。夢と現を行き来しつつ、病棟からの脱出を目論む姉は病院の進める演劇を取り入れたセラピーを見学する。
ここから、いきなりガラッと舞台が精神病院から売春小屋に変わる。セラピーを担当していた女性医師はダンスの振付師に、姉の担当医は売春小屋の支配人に。
その演劇の中の話なのか、それとも現実なのか、夢と現を行き来する世界の中で、ベイビードールと名付けられた姉は振付師にダンスをするよう強要され、仕方なく曲に合わせて動き始めた刹那、異世界に迷い込み、そこで売春小屋脱出のための5つの鍵について情報を得る。
まあ、ストーリーはもう二の次的な感じで、そのベイビードールが入り込む幻想世界の中のバトル映像を愛でるのが正しい作法。5つのカギをそれぞれ得るためには、その持ち主をベイビードールのダンスで魅了して夢中なうちに奪っちゃうってのがベイビードールが考えた作戦。
で、曲が流れてダンスが始まるのかなーと思いきや、なんだか謎の世界観の戦場に放り込まれてミッションを言い渡される。で、そのミッションには毎度毎度激しいバトルが繰り広げられる。最初はベイビードール一人だったけど、彼女の作戦に乗ることになった4人の仲間もバトルに加わることになる。
で、彼女たちのバトルの時の衣装ですよ。ベイビードールは基本極短のセーラー服みたいなのでスカートひらひらさせつつバトル、あとの女子も胸強調、お尻強調のボンデージ風だったり、まあエロいエロい。そんなエロコスプレ女子がバッタバッタと敵をなぎ倒していくわけです。もう男子の妄想そのまんまの展開よね。そういう漫画結構ありそうよね。
ザックさん、結構漫画好きよね、きっと。
また、ガラッと変わった舞台がそもそも売春宿なので、まあ色々と卑猥なわけです。彼女たちのいでだちも、そんな彼女たちを取り巻く環境も。さりとて生牌とか生尻とかを出してくるわけではない。あくまでエロいコスプレにこだわってそのアクションの一つ一つの動きで魅せていく手法にしている感じのチラリズムなわけです。
なので、多分観る人を思いっきり選ぶ映画。万人が面白いて思うタイプの映画ではないと思う。でも、私は結構ザック・スナイダーの映画好きなんですよ。300も好きだしウォッチメンも大好物。最近はDC御用達になってすっかり牙が抜けちゃった感があるけど、結構独特なちょっと暗めのザラつき感のある映像とか、アクションの時の見せ方の拘り、特に流すところとスローモーションの使い分けとか、映像が凄く好み。
300の時は、スローモーションを駆使してマッチョ達が敵をガンガンしばいていくところを見せ所にしてたけど、今回の場合は、そのスローモーションで女子の体の動きのしなやかさとかを上手く見せてて、なので良い意味でエロい映像てんこ盛りになっている感じです。
ザック・スナイダー印が好きな方にはお勧め、300はちょっとデフォルメされててなーとかその辺りが気になる方は思いっきり回避した方が賢明かと。
かっこかわいい
これ何?
セーラー服と日本刀
なんと自分にどストライクの映画だった。セーラー服を着たベイビードールが日本刀を持って派手にに立ち回るかと思えば、もう片方の手で拳銃をぶっ放す。僕の大好きな寺沢武一ワールドをサイバーパンク化して実写化したような映像。巨大な武者姿の魔物を戦うシーンで度肝を抜かれた。
音楽もいい。ロックミュージカルの雰囲気もあってGood。3重のメタ構造になっていて、最初は、何が何やらわからないが、ベイビードールのダンスが始まるとメタファとなる戦闘シーンが始まる。相手は、ゾンビ、ロボット兵、ドラゴンなどてんこ盛りで、使う武器はもちろん日本刀がメインで、ガトリングガン、拳銃もぶっ放す。ステージごとの敵を倒す
公開当時は、こけちゃったらしいけど、大金つかってこんな自分好みの映画作ってくれるなんて、ザック・スナイダー監督サイコー。もうアクションは文句なし。殺陣とガンアクションをミックスしたケレン味たっぷりの映像に魅了された。
そこそこ面白い
ゴミみたいな継父の陰謀?によって、ロボトミー手術を受けることとなったベイビードール。
そこで出会った仲間と、反旗を翻すべく立ち向かうストーリー。
音楽が鳴り始めることで、別世界ヘ トリップしミッションを遂行すべく果敢に挑む。
なんだか、ゲームだかアニメの様な内容。
空想の世界?と現実世界が一体となる所は「エルム街の悪夢」的。
仲間との計画を“うたう”ヴァネッサ・ハジェンズにはガッカリだけど、ロケットの女気溢れる所は感動。
なかなか独特な世界観で、観る者を選ぶ感はあるけれど、ゲーム的な(色々なアイテムをゲットしなければイケナイ)所とか)は面白いかも。
だけど、全体的に チープ。
でもそのチープさ加減がこの作品にはピッタリとしてた。
映像は良いが内容は薄い!!
精神病棟というか娼館に見えますが、ビッチなのに良くも悪くも全くエロくないです。バトルシーンは洋ゲーアクションみたい格好良いですが、見た目に伴わず内容自体は薄いという、まさにスナイダーらしい映画だと思います。
映像はすごい!!けど‥
映像的には現実の世界、現実と妄想の世界、更に妄想だけの世界(現実とは繋がっている)の三階層となっていて、
その点は面白い。
初めの映像からは、もう少し面白くなると思ったけど
あまり期待しない方が良かった。
残酷な最後だった。主人公じゃない娘が助かった。
バスに乗るシーンは妄想の世界だから、本当は
どうなったは謎のまま。なので、スッキリしない。
セクシーな瞬きがスイッチ
私はほとんど薬を飲まない。たまに風邪気味だなぁ〜と思ったら飲むぐらいだ。「17歳のカルテ」を観て私は薬が恐くなり薬嫌いになった。今でも私はアンジーに感謝している。そしてこの作品
「エンジェル・ウォーズ」Emily Browning出演
Zack Snyder監督
1950年代。精神病院に入れられ5日後にロボトミーを受けることになったEmily Browning。
空想世界幻想世界のスイッチは瞬きにあり。
脳を動かす原動力は様々な精神パワーだと私は思ってる。この作品を観て私は強くなった。具体的に言えば
現実世界に固執する考えでしか喋れない人達の言葉が
恐くなくなった。平等などはあり得る事はないが面と面を付き合わせ、喋らず顔も動かさず勿論手足も動かさないニラメッコこそが限りなく平等な闘いではないだろうか?戦う必要など全くないが戦わなければいけなくなったとしたら不動不言ニラメッコこそが良い気がする。私はこの作品が大好きだ。戦いなき闘い。
ちなみにだが私はゲームはしない。
観てない方がいれば観てほしい作品
2.9
色気のないお色気映画
全44件中、1~20件目を表示