「エミリーによるエミリーのための作品」エンジェル ウォーズ いちごだいふくもちさんの映画レビュー(感想・評価)
エミリーによるエミリーのための作品
ん?んんっ!?
これはゲーム?PV?それとも秋葉系コスプレショー?
完全に、映像&音楽&女の子を楽しむ作品でございます。
まさに、ザック・スナイダー監督妄想劇場大炸裂!!!ストーリーは、完全に破綻してしますが「妄想世界だから、何でもありなんだよ!」と監督の声が聞こえてきそう・・・。
冒頭でのセリフ無しで音楽のみで進んでいくシーンは、グッと心をつかませれ興奮をさせられるものがありましたが、いかんせんその後が、妄想、妄想・・・、CG、CG・・・のオンパレード。自由になるためのアイテムを1つづつ探し、色々なバーチャルなステージで戦い、クリアしていく様子はまさにゲームなので、だんだん子供騙しの映画を観ているようです。
それでも最後まで楽しめて観れたのは、映像と音楽の融合が見事であったからでしょう。音楽による高揚感は、まるでプロモーションビデオを観ているかのような感覚を受けました。
まぁ、結局ね、、、エミリーによるエミリーのための作品でもありました。セーラー服にツインテールで背中に日本刀、普通なら有り得ないビジュアルなのですが、何故か違和感がない。エミリー・ブラウニングのかわゆいコスプレに、不覚にもおじさん心が躍ってしまって割と満足なんですわ~ 。
監督作品は、男くっさ~いスパルタの戦い『300』からの、かわいいコスプレ女性達の戦いの『エンジェル・ウォーズ』ときた。ギャップのふり幅がものすごい!
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