「ギレンホールとアータートン。」プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ギレンホールとアータートン。
これ原作がゲームだったのね^^;
だからあんなに屋根から屋根へ、壁を蹴り飛んで回って、
まぁ~動きの速いこと!ヤマカシか?と思ったくらい。
(ギレンホール、自分でスタントもこなしたらしい)
テンポの速さは物語にも通じ、どんどん話が進むので
確かに観ていて飽きない。黒幕が顔ですぐ分かるのと?
砂の使われ方がどうもすんなり理解できなかったのが
私的に残念だったが、どこかの国のあの問題をまた(爆)
蒸し返したような冒頭の展開にはつい失笑してしまった。
全身肉体改造したんですか?みたいなJ・ギレンホール。
自分がよく行く名画座みたいな名前の(いつもそう思う)
どちらかというと演技派だった彼が、え、アクション!?
と初めビックリしたものの、なかなか似合っていた。
お相手のG・アータートン(この名前もおもしろい^^;)は
絶世の美女とは思えないけれど、声が艶っぽく魅力的。
衣装もよく似合っていて、王女のオーラはないものの^^;
ギレンホールとのコンビぶりはなかなか面白かった。
自分を養子にしてくれた国王殺害の濡れ衣を着せられた
第3王子ダスタンは、征服国のタミーナ王女に助けられ、
逃亡の旅に出る。王女の狙いは彼が持つ短剣。時間の砂
が入ったその短剣の強大な力を邪悪なものから守るのが
王女の使命だった。そんなこととは知らないダスタンは、
一度その砂を使い切り時間を捲き戻す経験をするのだが、
これで自分の無実を証明することが出来るのではないか
と思いつき、叔父のニザムを呼び出し相談するのだが。。
B・キングズレー、さすが顔に貫録がありすぎて^^;
どういう役回りなのかが一目瞭然(爆)
国王も2人の王子も、共に善人顔してますからねぇ~。
ダスタンがどう悪人と闘い、無実を証明するかまでの
冒険活劇となるので、けっこうドキドキハラハラするが
お約束通りの展開を見せるため、安心して観ていられる。
国家平和と家内安全がなによりと観せるのがさすがv
(しかし悪人の心情を掘り下げないところも相変らず^^;)