「細かな表現をする画像が凄い」塔の上のラプンツェル Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
細かな表現をする画像が凄い
総合65点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
原作はグリム童話らしくて、物語としては単純でありきたりな子供向けのもので、そうたいしたものではない。しかし明るく軽快な演出で楽しく観られた。日本の漫画に出てきそうな、やけに鼻息の荒くてやる気いっぱいな白馬がいい持ち味をだしていた。おたくな中川翔子の声も自然でした。
驚くべきは画像の良さで、髪の毛の艶・顔の皮膚の色の部分による変化・木々の葉の一枚一枚までもが細かく表現されているのには凄まじい。それは作品では漫画的にしか使われていないが、もしその画像力を使って壮大な景色や活劇場面なんかを挿入していくとどんな素晴らしい映像作品になるのだろうかと思う。
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