「よかったが、そんなに力ある日本人って?」インセプション conoさんの映画レビュー(感想・評価)
よかったが、そんなに力ある日本人って?
遅ればせながら、BDで鑑賞しました。
ケン・ワタナベは演技それほどよくなかったと思う、っというか、彼の活きる役柄じゃなかったと思いました。それでも、英語は頑張って発音綺麗にしているんだなぁって思った。
映画そのものは複線に複線を重ね、メタファー的要素が多分にふくまれ、長編小説を読むがごとくに難しい設定だったけど、登場人物の単純化などで映画として成立させている所が凄い。面白い分野を切り開いてくれたと関心しました!
映画の中で、ものすごい力を持つ日本人が登場する。米国の犯罪履歴を電話一本で変更できてしまう日本人。そんな人って日本から登場するのだろうか(笑)?
時代設定は、50年先か100年先かしりませんが、近未来のお話。映画の中に出てくる町も人の生活も飛行機も現在のものと変わらないので、本当に近未来ですが、そんな近々に日本企業が米国の犯罪履歴を抹消できる程に力を持ちえるのだろうか?ありえひんね。
そういう意味で、何故日本の企業の会長をキーパーソンに選んだのかが不思議です。誰か答えもっていませんか?
米国の犯罪履歴を操作しうるほどの国(企業)が中国であってはならない、中東であってはならない、欧州であってはならない、日本なら笑える、っというような程度か?そんな事を考えながらみていました。
面白かった。
久しぶりに米国映画の可能性を感じた。
コメントする