劇場公開日 2010年7月23日

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「脳トレ」インセプション Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0脳トレ

2010年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

夢中になる難しさ!! 出演者も観客も ずっと緊張しっぱなしの148分。 内容も難しければ、セリフ(英語)も 難しい。。
「これはもう一度観ないといけない」と 席を立った瞬間から考えていました。

日本で 宣伝部長を務めた 渡辺謙さん。 レオ様と並んで 重要ポスト、なんですが イマイチ印象が薄い役どころでした。。 始まりと閉めに ポンっと出てくるという感じで。 なんか もったいないです。。

そして 分かってはいたのですが、やっぱりレオ様のための作品。 いや、レオ様だから できる役。 ますます 演技に磨きがかかった感じです。 途中(ストーリーが) 『シャッターアイランド』とカブったりしたんですが、他の出演者が うまくカバーしてくれてたと思います。

コブ(レオ様)を支える“設計者”・アリアドネに エレン・ペイジ。 彼女がよかった! 幼さが残る顔なのに、芯が通った 頭脳派の学生役。 不安な表情を見せつつ、“仕事”をやってこなすところが カッコよかった☆

“偽造者”・イームス役に (イケメン☆)トム・ハーディ。 『ロックンローラ』でハンサム・ボブを演じてた彼です。 今回 レオ様の近くで活躍する一人。

“ポイントマン(重要な仕事、整理・進行を務める人)”・アーサー役に ジョセフ・ゴードン=レビット。一見頼りない感じでしたが、なかなかどうして大活躍でしたよ。女の子の扱いも分かってるって感じが、キャラクターに いい味加えてました。

その他、エクストラクター(潜在意識から アイデアを抜き取る人)に レオ様、ツーリスト(皆の仕事を傍観する、観光客)に 謙さん、シェード(レオ様の心に
影のように寄り添う妻)に マリオン・コティヤール、マーク(潜在意識を狙われたターゲット)に キリアン・マーフィー。
それぞれの役に 【役割】と【名称】があって、それを覚えることで ストーリーを追えます。 でも、名前はまた別にあって、謙さんは【サイトー】という名の ツーリスト、企業のトップで、この仕事の依頼人 といった具合。 自分でもよく覚えたなと思うくらい、脳トレな内容。

観終わって、頭が良くなったような錯覚。 はやくもう一度観たいです(役を忘れないうちに、笑)

Blue