「圧倒的な映像で騙し絵的な面白さ」インセプション gdfさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的な映像で騙し絵的な面白さ
夢に潜り込んで、アイディアを盗んだり
思想を植えつけたりするSFものです。
その夢の映像がとにかく凄い。
実際に起こることをCGにする竜巻や津波の災害映画とは
異なっていて、夢の中の現実をCGで不可思議に表現してます。
CGを天才が使うとこうなるんでしょうかね。よくわからないけど。
それが初めて観る人には衝撃的な体験になると思いますよ。
CMでやっているシーンは極一部で、映画の中ではもっと凄いです。
お金もかかってるでしょうね。
話の内容は、「夢にもぐる」って設定を
理解させるための序盤の長さが少し退屈でしたが
そこを超えて仲間で協力してのミッションに入るあたりから
俄然面白くなってきます。
夢の中の夢の中の夢の中・・・。
しっかりがんばって、理解しながら着いていかないと
振り落とされちゃいますけど、それぞれの夢のシーンは
とても印象的で観るに値するものでした。
ただ、渡辺謙の下手糞な英語と濃すぎる芝居は
なんとかならないのでしょうか。
恥ずかしいくらいダサいです。
最近日本人を使うのがはやりだからなのか
監督が渡辺謙が好きだからなのか・・・。
あの目つきは何なんでしょう、「目でお芝居」って
ヤツですかね。ダサい・・・。
渡辺謙が出ていなければ4点をあげても良かったんですけど
3.0点にします。
下手糞な渡辺謙が気にならない方は観に行っても
良いとは思いますが、結構気合入れて観た方がいいですよ。
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