「新しいっちゃ新しい」インセプション ikuradonさんの映画レビュー(感想・評価)
新しいっちゃ新しい
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原作モノやシリーズモノが横行する映画界で、鬼才ノーランのオリジナル脚本というのはそれだけで大きな価値があるのかもしれない。
「潜在意識に侵入」というワンアイデアから生まれたであろう本作。
そのアイデアは確かに面白く、そのアイデアに敷かれたルール設定などのディテールも楽しい。
さらにそこに、主人公の現実世界のドラマ(多少安易)が絡まってくる。
だけど2時間半に詰め込めるだけ詰め込んでくるので、結構疲れる。
そして、複雑な世界観にはたいがい矛盾やほころびが出てしまうが、この作品も例外にもれず。
予定調和なところもあるけど、新しいっちゃ新しい。
何はともあれ、細かいことを気にしないで鑑賞するのが正解かと。
個人的には、そろそろ渡辺謙の毎回同じような芝居に飽きてきました。
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