「クライマックスが止まらない!!!!」インセプション ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
クライマックスが止まらない!!!!
いや~、あの、何と言っていいのか…。
「『面白い映画』ってさ、こういうのを言うんだぜ!?」と、ノーランに言われた気分ですよ。……ええ、そうです。
マジで面白かった!!!!
ちょっと興奮覚めやらないですね。
アイデアが斬新、とか言うつもりはないです。SFのモチーフとしては使い古されてる感もあるし、最近だと「マトリックス」やら「悪夢探偵」やら「パプリカ」やら…
じゃあ何が凄いのか?というと、その語り口とヴィジュアルですよね。
「夢に入り込む」というSF要素に独特の解釈、ルールの肉付け。そこに圧倒的な都市破壊的映像を魅せ付ける。
もうアバンタイトルから息も付かせぬ怒涛のリアルクラッシュ!
独自のルールで紡がれるアクロバティックな演出!
二重三重のタイムリミットに追われ、四六時中クライマックス!
まったりしちゃいけない場面でまったりするレオ様w
映像の洪水、視覚の息切れ状態。心地の良い疲労感に見舞われましたw
こうやって文章書いてる最中も、思い出して興奮……また観に行こうかなぁ。
この手の深層心理、夢、仮想現実系統のネタはもう払底したもんだと思ってたけど、インセプションはそのジャンルに、確実に一石を投じています。
クリストファー・ノーランは常に進化する監督なんですね。
この人の映画になら、付いて行って間違いないと確信しました。
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