「IMAXの没入感で、夢→夢→夢の3層構造のドリームアクションを堪能」インセプション 五所光太郎(アニメハック編集部)さんの映画レビュー(感想・評価)
IMAXの没入感で、夢→夢→夢の3層構造のドリームアクションを堪能
劇場公開時に見て以来、IMAXで再見。10年前の映画とは思えないぐらい、フレッシュな感覚で見ることができました。「ダークナイト」「ダンケルク」のようなフルサイズ(画面比率1.43:1)にはなりませんが、IMAXの音響効果が絶大で、約2時間半の上映時間が気にならないぐらいの没入感がありました。
3層構造の夢を舞台にしたアクションドラマを、エンタメとして可能なかぎり分かりやすくビジュアル化しているのが素晴らしく、派手なCGに頼らないオーソドックスな手法でそれを表現しているのが凄いとあらためて思いました。カフェで夢の世界が正体をあらわすシーンや、回転するホテル内でのアクション、印象的なラストシーンなど、10年ぶりに見ても鮮烈に覚えている場面がいくつもありました。
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