「恋!おしゃれ!友情!家族!仕事!の安心のラブコメ」お買いもの中毒な私! 77さんの映画レビュー(感想・評価)
恋!おしゃれ!友情!家族!仕事!の安心のラブコメ
無性〜〜にタイトルから既にに女の子女の子した軽くて楽しい洋画が観たい衝動にかられて鑑賞。この邦題は意外と嫌いじゃないですw
数年前はアクションかこんな系統のラブコメばっかり観てたんですがかなり久しぶり!(レビューを書き始めててからは初。)やっぱりわかりやすいストーリーの安心感とうきうきわくわくキュンキュンする刺激は鉄板です。
そんな私の中の前置きを上回りも下回りもしないある意味期待通りの鑑賞だったので今とってもスッキリしていますw
お買い物大好き人間としては最初から購買意欲を掻き立てられまくる(イヤな予感的中w)画でもう既にうきうきわくわくキュンキュンw
レベッカも似たようなこと言ってましたが、今までと違ったものに急に惹かれたりするんですよね。綺麗でかっこいいものを買った後に色味の強い可愛いものがかわいくて仕方なくなったり。
あそこまでとはいかなくとも月末のカードの怖さ、現実逃避しちゃうあの感じは少しわかるので耳や胸が痛くなるシーンもチラホラ|q・ω・`)w
レベッカは行き当たりばったりでまあ簡単に言うとナメてて、おいおいと思うことも多いけど嘘だけで塗り固められてるわけでもなく(フィンランドのくだりは好き。最後には本当にしちゃう所がまたいい)、天真爛漫で憎めない。両親譲りのダンスも可愛いw
自分の過ちから逃げずに認めて夢の雑誌からの誘惑にも負けずにみんなに「応援してくれる?」と言える彼女はとっても輝いてました。
そしてキスしながらマネキンに向かって笑うレベッカは作中で一番可愛かったです。
この作品で一番好きな演出がマネキンが動くことなのでそれも相まってあのシーンは本当に好き。
一つダメ出しをするとすればトントン拍子に事が進みすぎる点の中でもライバルの噛ませ犬っぷり蛇足っぷりがひどかったですw
人物描写が薄すぎて愛着が湧かないというか、あのストーリーにするなら憎らしいけど憎みきれないみたいな人じゃないと存在意義すら危ういような。
とってつけたようなライバルならその役や作品の魅力も軽減するしいない方が良かったかも。
逆に起承転結の転→結の部分で良かったのはスーズのくだり。定番ストーリーなのにやっぱり仲直りのハグはほろっと泣けてしまいます。あのゔ〜ってアクションの後にレベッカ!って呼び止めるスーズが素敵で素敵で。それに答えるレベッカがまた可愛くて。
本作で確信したのですが私欧米の黒髪美人にホントに弱いw
今作のクリステン・リッターや『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイや『gossip girl』のレイトン・ミースターみたいな一目惚れタイプから『The O.C』のレイチェル・ビルソンみたいなスルメタイプまですごーーく惹かれる。
苦手な人は安易なストーリーも主人公のキャラクター設定もとことん苦手な話だとは思いますが、好きな人の期待は裏切らない作りになっていると思います。
定期的にこんなお話が観たくなる私としては充分満足できる映画でした。