劇場公開日 2010年2月19日

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「大人も子供も楽しめる怖さと面白さ」コララインとボタンの魔女 3D septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0大人も子供も楽しめる怖さと面白さ

2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

幸せ

映像が綺麗だなぁ
小さいお子さんは
もしかすると怖いかも、これ~~

◇   ◇

『アバター』とは
また違った意味で、
全編通してではありませんが、
芸術的な美しさを感じさせるシーンがありました。

『アバター』以来ですね。
3D映像で「わ~、きれい」と
思わず座席でつぶやいてしまったのは。

心底、惚れ惚れしながら、
スクリーンをキラキラした眼で見つめてしまいました。

◇   ◇

御家族連れで来場されるかたへ。

今作、
絵も怖いのですが、
戸田恵子さん、榮倉奈々さんが、
アテレコについて教えを請うたほどですから、
半端じゃなく上手いため、怖さを倍増させています。
さらに3Dと来ていますから、倍をプラスさせて、怖さも3倍になっています。

私と同列に座っていた女の子、
前のほうに座っていた女の子、
「こわいよ」と声に出したのち、
スクリーンに背を向け親に抱きかかえられていました。

それでも怖いもの観たさで
チラチラと振り返ってスクリーンを観る、
そのたびに「キャッ!」と声をあげていました。

たしかに、ストーリーからして、
子供を連れてくる両親が観ても、
十分に楽しめる&思いを巡らせちゃいますからね。

ラストの終りかたなんて、
あれ完璧、大人向けですよ。

もし、
小学校低学年以下の
お子さんがラストシーンについて、
「パパママ、これこそが映画の終わりかただよね」

そんな感想言っていたとしたら、すごすぎます。
まぁ、是非一度そんな場面に遭遇してみたい気もしますが(苦笑)

☆彡     ☆彡

榮倉奈々さん
戸田恵子さん
劇団ひとりさん

みなさん、とても上手です。
違和感なんて全然なく、キャラクターにもピッタリあっていました。

絵が綺麗
声優うまい
ストーリーもいい

きっと家族連れがメインでしょうが、
大人も子供も楽しめる作品になっていますよ(笑顔)

septaka