ジュリー&ジュリアのレビュー・感想・評価
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しあわせな気分になれる映画
“おいしい料理の映画”で検索したらヒットした映画。
全然知らん映画やったけど、料理の美味しそうな映画観たいなぁって、検索してたら見つけました。
そして、ほんまにめっちゃ美味しそう。
幸せ気分にもなれる。
キャストもいい〜‼︎‼︎
ちょっと落ち込んだ時とかにもいいな。
何回も観たい映画!
おいしそう
幸せになりたいのなら、案ずるより生むが易し
実際に行動しないと人生ってわからない!という気分になる映画でした。
ジュリーとジュリア二人の人生が交差する。
どちらもたくさんの料理に囲まれて、よい恋人がいて
すでに幸せだけど少しのスパイスがあればもっと幸せ!という状態。
料理がよりよい生活を導いてくれます。
すでに幸せな人の映画を見てどおするの?って人には
向かないでしょうね。
お互い旦那様に恵まれて♪
最近、メリル・ストリープの作品ばかり自然と観てますが、流石♪演技がうますぎですね(o≧▽≦)o!ジュリアは 天真爛漫、幸せな人で明るいんだろぅなぁ〜って伝わってきます。
2人の共通点は、何か一つ楽しく出来て やり遂げる事(★・`ω・)v--☆……
恐らく 軽い気持ちで料理の世界に入ったと思いますが……この作品観て 私も何か仕事以外に あったらなぁ〜と感じました。
料理が出来るのは、最高の事ですが、共通点としてもう一つ☆彡
旦那様の協力と愛❤
と言う点。ジュリーとジュリアの旦那様 最高です!未来の旦那様 こんな家庭が い〜なぁ……と結婚願望がもっと湧き出た作品で幸せな気分になれました♪
フランス料理 いつかは挑戦したいな〜(/・∀・)/
メリルの演技が凄い。
「プラダを着た悪魔」のメリルが、
打って変わって、天真爛漫で朗らかな役を演じているのが、
この女優の素晴らしさを物語った映画。
映画は、パリで過ごすアメリカ人ジュリアと、NYのジュリーが、
時代は違えど、同時進行で話が進んで行きます。
そういう描き方も、なんだか斬新で良い。
ジュリアの服装もその時代を語っているのも、見所です。
本当の話ってのが、面白いです。
NYに10年住んでますが、ジュリーのこと一切知りませんでした。
というか、私、あまり料理に興味が無いので、
他の女性よりも、ストーリーにどっぷり入れなかったかも。
「なんでこんな辛い思いをしてまで、料理してるの?」
なんて、単純に疑問に思いながら観てましたw。
二人とも、素敵な旦那様をお持ちになったのね。と心がほんわかします。
現代だからこそ。
見始めて最初に感じたのは、お腹が減る〜!ってこと。
本当にあった話が原作なだけに、今のこの時代にマッチしてたように感じました。
一般人が自分のブログのアクセスをのばすのって、やっぱり難しい。
人生を切り売りして、アクセスをのばしてる人も少なからずいると思う。
そんな世の中でのお話。
ジュリーの世界とジュリアの世界。
数十年離れた彼女たちの人生が重なることはないけれど、いつの世も 愛と美味しい食事は人生に不可欠なんだってことで!
それから、本当の自分の人生はどこにあるのか?ってこと。
素敵すぎたのは、メリル・ストリープとスタンリー・トゥッチのコンビ。☆+゚
「プラダを着た悪魔」とは真逆の、羨ましくなるほど可愛さあふれる夫婦を演じています♪
「魔法にかけられて」で、あれほど愛らしくキュートなお姫様を演じたエイミー・アダムスも、イケてない公務員そのままに(笑)
幸せ探しは、人生の醍醐味なんだな。って思いますよ。
自分的に、原作を読んでみたいな〜って思う作品でした。
メリル・ストリープ...いいですね!
「プラダを着た悪魔」以来、「マンマ・ミーア!」を経て、メリル・ストリープのファンになりました.....でも、以外と大きかったのですね!....185cmとか....。
夫とパリに赴任中、本格的なフランス料理を学び、アメリカの食卓に一大革命をもたらした、料理研究家ジュリア・チャイルドと、その524のレシピを約50年の時を経た現在、365日で挑戦する日々をブログで綴ったジュリー・パウエルの物語...。
なかなか、見ものです!
元気の出る料理
何かに充実していると、仕事も生活も上手く回る。
料理に打ち込んでリセットしてまた翌日の仕事ががんばれる。
その気持ちは共感できた。
そして、のめり込みの度が過ぎて、他の生活より優先度が上がってしまうのも、よくわかる。
影響されやすい私は、そこまで料理好きではないけど、ジュリアの本を買ってフランス料理に挑戦したくなった。
和む(´∀`)
昨日観てまいりました(^^)
なんか2人のストーリー
が可愛らしくて微笑まし
かったです^^!
所々笑っちゃうシーン
など、あって素晴らし
かったですよ♪
そして2人の夫の優し
さが良かったぁ〜…。
それに支えられている
ジュリーとジュリアが
羨ましかったです(^^)♥
オススメします!!
観ているだけで幸せな気分になれる愛すべき映画!
食べることも料理することも大好きな私にとって極上の映画だった。出てくるのはカロリーが高そうなのが難点だが、手の込んだおいしそうな料理ばかり。ため息が出た。主演二人が完璧主義な根っからの料理人でないのがいい。基本的に主婦! メリル・ストリープがまたまた化けてくれた。うまい。エイミー・アダムズも素に近い役柄だろうか? 自然体の演技で好感が持てた。また、二人の旦那もいい。女性の監督だからだろうか? 美化されすぎているかもしれないが、二人ともGood lookingではないが、性格はGood。こういう旦那を持ちたいものだ。ジュリア・チャイルドはアメリカでは超有名な料理研究家で、スミソニアン博物館に彼女のコーナーがあるほどらしいが、私は全く知らなかった。アメリカ人というとハンバーガーを食べるイメージで、全然グルメじゃないと思っていたが、こんなにも食を愛する人がいたということもうれしい驚きだった。
料理が持つ不思議な力
食べることが大好きで負けず嫌い、そして陽気なジュリアをメリル・ストリープが余裕の好演。いっぽう、料理好きで快活、でも日々の仕事に飽き足りない若妻ジュリーをエイミー・アダムスが伸びやかに演じる。ほかの配役も含めて、安心して観ていられる。
片や1949年にフランスの名門料理学校に通うことを決意する主婦。一方は50年後のニューヨークに住む平凡な若妻。料理好きなジュリーが幼い頃から料理の達人ジュリアに憧れていたというだけで、このふたりに接点はまったくない。だが、自分の「人生を変えたい・・・」という思いからジュリアの著書に記された524のレシピに挑戦するうち、キッチンがタイム・トンネルにでもなったように、ふたりの人生がリンクする。過去と現在を並行させた編集がいい。ジュリアの時代は文通で、ジュリーは不特定多数を相手にしたネット社会まっただ中という対比も面白い。
あらためて料理の楽しさを学んだジュリーだったが、いつしかジュリアの屈託のない人生観までも時代を超えて学び取っていく。料理が持つ不思議な力を醸し出した幸せな異色作だ。
やっぱり、仕事が終わった後の美味い料理と酒は至福のときだね。この楽しみを知らない人は、人生の半分を損してる。本作のテーマは「仲良く美味しく」とみた。
フランス料理食べたくなったけど、高くて手が出せず^^;
メリル・ストリープ&エイミー・アダムス。
『ダウト あるカトリック学校で』の
ペアリングが再びスクリーンに戻ってきてくれました(笑顔)
☆彡 ☆彡
エンドロール終わって
小さく拍手しちゃった
パンフはサンプル熟読しちゃった
他のお客様、独占しちゃってごめんなさい(苦笑)
終盤、感動でカラダが震えちゃって
常時、眼は潤みっぱなしで、ツボが来るたびに涙をこぼしていました。
とは、いうものの、実は声を出して笑ってしまうシーンのほうが多いです。
ここは、ロマコメ映画名人のノーラ・エフロン監督の手腕が発揮されています。
じつは、
今作で、また新しい自分に気がつきました。
“笑い出すタイミングが他のお客様より早いケースが多いこと”
今作のように、
大好きな役者さんが出演している。
作品が面白くて完璧に世界に入ってしまう。
このふたつの条件が揃ってしまうと、
入り過ぎてしまうからか、これから、
スクリーンで起こる出来事が、頭の
スクリーンの中には浮かんで、笑い始めてしまう。
スクリーンに、その後、実際に頭の映像か、それ以上のことが
映し出されるのを、眼で確かめて、他のお客様と一緒に笑ってしまうのです。
いやぁ、好き過ぎるのも、ココまで来ると末期症状ですな(苦笑)
◇ ◇
〈 楽しむこと 〉
〈 最初は素人 〉
〈 ブログを誰かが読んでくれているのかという不安。
読んでくれていると知ったときのよろこび 〉
アメリカで大人気の女性料理家。
1949年ジュリア・チャイルドが書いた524のレシピを、
2002年にジュリーが、何事にも中途半端な自分を変えるため
365日で作り、それを毎日ブログに綴ることを目標にする。それが今作の序章。
2005年に同ブログは出版され、
今作は、その本をベースに作られています。
ジュリア・チャイルド夫妻の生活と、その時代
ジュリー夫妻の生活と、その時代
交互に進行されていきますので、なんと、
メリル・ストリープとエイミー・アダムスが
共演をするシーンは、一切ありません!!
ジュリアについては本を出版するまでの苦労
ジュリーについてはブログを毎日綴る苦労(最終的には出版されましたが)
この2つを軸に話は進められていきます。
まず、メリル・ストリープ。
アメリカメディアの間では長身でもあった
実物のジュリア・チャイルドにそっくりと話題になったそうです。
このジュリア・チャイルド。
生きるパワーに溢れています。
もうとにかく元気で、声も甲高くて大きい。
だから、感情表現も、メチャメチャ豊かで、
それを、メリル・ストリープも楽しそうに
演じるものだから、オーバーに見えてもおかしくないのに、
自然にしか見えず、彼女の一挙手一投足に大笑いしてしまう。
だって、ありえないでしょう。
人が大喜びするシーンを観て、
よかったね、ってジーンとするんじゃなくて、
そのオーバーな喜びように、お客さん笑っちゃうんですから。
ジュリア・チャイルドの決め台詞
「ボナペティ(さぁ、召し上がれ)」を
ノーラ・エフロン監督の前で言って、メリル・ストリープは
この役を勝ち取ったそうですが、私は実物を知りませんが、
本物にしか見えませんでした。しかも、重要なシーンを含め
一部か全部か定かではありませんが、脚本には状況のト書きだけで
セリフはアドリブでやったシーンがあったそうですから、驚きです。言葉が出ません。
エイミー・アダムスも負けてはいません。
『魔法にかけられて』『ナイトミュージアムⅡ』でコメディエンヌっぷりは実証済み。
メリル・ストリープと互角に渡りあう演技に、
こちらも劇場は大笑いでした。一番、笑いが起きたのは、
料理がレシピ通りにできず、キッチンの床にねころんで、
「できないよ~」の仕草は、まるで子供が
おもちゃ屋さんの前で、「おもちゃかってよ~」とおねだりしているような姿に、
そっくり。自然なんですけど、あまりのコミカルさに笑うなというほうが無理でした(笑顔)
でも、全身が痺れたというとおり、感動シーンも用意。
①旦那様が奥様を信じサポートしてくれる
「あなたがパンなら、わたしはバター」(もしかしたら逆かも)
奥様を優しく包み込むようにサポートしてくれています。
②やりとげるまでの熱意&またもや、それを支える旦那様
このようなシーンが、随所に盛り込まれていきます。
料理を作る技術が上達するだけでなく、一人の人間としても
大きくなっていく。そんな一成長記録にもなっていますよ。
☆彡 ☆彡
劇中に登場する料理は全部本物。
役者さんも実際に食べたようで、
作中のセリフではありませんが、体重は増えてしまったのでしょうか(苦笑)
料理、夫婦愛
楽しんでやり続けることだけでなく、
ブログや、ここでレビューを書いている人なら
100%共感できてしまうと思われる内容も用意されています。
まるでフルコースのような
豪勢な作品を是非ご堪能下さい。
ボナペティ!!
ボナペティ! ^-^
とにかくジュリア(ノッポの料理家さん)のキャラが面白かったです♪
メリル・ストリープも、さすがの演技でした。
料理ばかりでなく、「書くこと」にも光があてられていたのが興味深かったです☆
ただ、(読売新聞の評にもあったように、)残念ながら、ジュリー(料理ブロガー)には、あまり好感をもてませんでした。
それをのぞけば、2時間退屈なしの映画です! o^-^o
時代を超えたふたりのストーリーの関連性が余りに平板すぎてつまらなかったです。
「ジュリア・チャイルド」というアメリカの料理研究家をご存知でしょうか?
日本ではあまり知られていませんが、「アメリカの料理の母」と呼ばれ、アメリカの食卓に一大革命をもたらした、アメリカ人であれば、誰でも知っている料理研究家です。
そのジュリアと現代でジュリアを慕うジュリーの二人の女性の物語。ジュリーは、ジュリアの524のレシピを365日で作ることに挑戦。その過程を綴っていく料理ブログを立ち上げた
とにかく脚本がダメダメで、二人の物語を同時にシンクロさせて描くことの意味がよく見えませんでした。
確かに料理をテーマにした出版とブログという点や、互いに料理好きなひとと手紙とメールで交流したこと。そして二人共に夫に愛されていたことなど共通点はありました。だからといって、ジュリーがあるレシピに取り組むとき、それを追うように同じレシピに取り組むジュリアのシーンが追いかける構成は、ふたりの人生を理解するのにかえって煩雑にしています。要するに余り関係がないのです。
ただジュリーにとってブログでジュリアを取り上げたことが作家デビューのきっかけにはなりました。けれども本作は余りに平板で、シーンをスイッチするだけなので、だから何が言いたいのか、ジュリー&ジュリアを繋ぐ意図が見えてこなかったのです。
但し料理で人生を変えたジュリアは興味深いです。料理好きなひとには、ワタシもひょっしたらジュリアのように転機が訪れるかもと希望を描いてみたくなることでしょう。
ジュリアは185cmの大柄な女性。演じているメリル・ストリープの役作りから、彼女のユーモラスで屈託がなく、物怖じしない性格がよく分かりました。
トリック撮影を使用して小柄なメリル・ストリープが大柄に見えてしまうところは、うまく見せているといえます。今まででにないメリル・ストリープの役作りなので、ファンの方なら一見の価値はありそうですね。
ジュリーを演じているエイミー・アダムスもアラサーの鏡とも言えるくらい好感度の高い主婦役を演じています。演技面ではふたりとも素晴らしい個性を発揮していただけに、もう少し脚本をどうにかして欲しかったですね。2時間30分は長かったです。
ところで、ジュリアは第二次大戦中にOSS(CIAの前身)に勤めていました。だからスパイ説もかなりあったようです。ただ本作ではそんなきな臭い政治のことは捨象されて、夫は単なる外交官として描かれています。
二人はセイロン島で知り合ったのですが、そのころジュリアもかなり重要な職についていたようです。後に夫となるポール・チャイルドもOSS職員で、二人は戦後まもなく結婚。ポールがフランスに赴任したことから(ホントは諜報の匂いがしますが)、ジュリアとフランス料理の出会いが始まったという運びです。
そんな事はさておき、グルメなひとには、ふたりが各々作る料理が続々登場して、目を楽しまさせてくれました。でも、心臓が悪い小地蔵の分身にとって、バターをたっぷり使うソースや肉料理のオンパレードには、健康上の疑問を感じた次第であります(^^ゞ
夫婦愛を描いた映画。心が温かくなります。
実在のアメリカの料理研究家ジュリア・チャイルドの記した524のフランス料理のレシピを365日で作りブログに掲載する事に挑戦した、これも実在のNY在住の人物ジュリー・パウウェルの物語。
ジュリー・パウエルを演じるのは、エイミー・アダムス。時は2002年なのですが、ジュリーは9.11の後処理を行う政府機関に勤めていると言うところに、時代背景を感じますね。で、この時彼女はアラサー真っ只中の29歳。その後30歳になります。気になったのが、大学の同級生?達が、企業でかなりのポストに付いたりしていたこと。と言う事は、アイビーリーガー何でしょうか?>ジュリーは。
一方、ジュリア・チャイルドを演じるのはメリル・ストリープ。かなりそっくりらしいのですが、実際のジュリア・チャイルドを知らないので、何とも言えません。でも、コメディー番組のネタにされたり、昔のテレビ映像があったりと、かなりの有名人みたいです。日本で言えば、性別は違いますが、神田川俊郎とか、道場六三郎とか言う感じなんですかね? 女性ならば、分野は違いますが岸朝子? 外交官と結婚したり、実家がテキサスの名家である事が匂わされたりして、かなりのお嬢様だったみたいですね。
物語は、ジュリアの時代とジュリーの時代を行ったり来たりしながら進んで行きます。もちろん、料理をテーマとした映画なので、料理を作ったり食べたりするシーンが沢山。中々美味しそうでした。って言うか、レシピ本があるものの、それなりのフランス料理を作る事が出来るジュリーって、料理上手だと思いました。
実は、この企画にジュリーがチャレンジした2002年は、まだジュリアが90歳で存命だったようです。それで、劇中の最後の方に、ジュリアがジュリーの企画に対して不快の念を抱いていると言う事を連絡してきた新聞記者がいるんですが、その後の二人の関係はどうなったんですかね? 物語上全く描かれていなかったので、物凄く気になりました。アメリカでは、その様な場合は、誰かが(この場合は電話してきた新聞社?)仲介して、和解のイベントがあったりするんですが、無かったんでしょうか? でもなぁ、あの描き方からすると、そのままスルーのような気がしますね。ちなみにジュリアはその翌年には亡くなった様です。
さて、ジュリアもジュリーも、そのレシピを完成させたり、ブログの企画を成功させたりするには、山あり谷ありです。でも、それを優しい夫がフォローするという夫婦愛の映画にもなっています。ほんわかと心が温かくなりました。
人生、ポジティブ・クッキング!
“名女優”メリル・ストリープ、実在の料理家、ジュリア・チャイルドに挑戦!あ、この人アメリカでは有名な女性だそうです。て、言われても吾輩は、知りませんでしたが。しかもこの人デカイんだわ、ガタイが!(^^;。
この映画は、2つの時代(1949年~と、2002年)を同時に描いています。そしてそれぞれの時代を生きた2人の実在の女性(片方は、今も生きておられます!)の、夢に向かう生き方を、とても優しく暖かいタッチで描き出しています。この、女性監督ならではの繊細さが感じられる演出には、とても好感が持てました。さすが!ノーラ・エフロン。やってくれますね。ホントこの人の撮る映画は、観終わった後に“ほっこり”させてくれます。
今回メリル・ストリープは、実在の料理家を演じています。で、彼女(=ジュリア・チャイルド)はアメリカでは“知る人ぞ知る”有名な方なんだそうです。単なる吾輩の勉強不足かも知れませんが、日本ではそんなに有名ではありませんよね?その辺りの予備知識をお持ちの方は、より楽しめるかもしれません。でもそんな物が無くても、充分に楽しめました。“名女優”メリル・ストリープの演技は、元の人物を知らない吾輩にも、『ああ、ジュリアってのは、こういう感じの人だったんだなあ~』と思わせてくれる説得力があります。今回は声色も使って、なりきっています(身長は、どうやって大きくしたのかは謎ですが…(^^;)。
この“超ポジティブなオバサン”が、記した“レシピ”が50年後に生きるジュリーを、前向きに元気にしていきます。ジュリーを演じたエイミー・アダムスは“いまを生きる女性”を、等身大に演じていて、こちらも好感がもてます(なかなかキュートですしね!)。そして、この映画のもう一つの主役は“料理”です。いやあ、料理って本当に魔法ですね!スクリーン越しに見ている我々も、いつの間にかその魔法に掛かって、前向きにそして元気になっちゃいます。だって、とっても美味そうですから。しっかし1年間で、524のレシピを作るってのも確かに大変ですが、食べるのもね~。そりゃ、太りますよ(^^;!
今回2人の女性のそれぞれの夫役を演じた役者達も、なかなかイイ演技を見せてくれます。特にジュリアの夫を演じた、スタンリー・トゥッチがいいです!この人が出てくると、映画が締まります。今回もピッタリのキャスティング。次回作がまた楽しみです。
何となく“女性向け映画”みたいに思われそうですが、そんなことはございません!この映画は、男性が見ても元気が湧いてきます。“美味しそうな料理と、前向きに生きる女性”。不景気なこんなご時世、『明日からガンバろう!』と思える映画ってのは、イイと思います!
さわやかな気分にさせてくれる名作
実際にあった2人の人生を見事に織り込んださわやか映画。
見終わったときのスカ~っ!とした爽快感がたまらない。特に身長2メートル以上もあったジュリア・チャイルドの役を見事にやり遂げたメリル・ストリープの演技は絶妙。映画製作のスタッフも、彼女を如何に背が高いように見せるか努力した点でもA評価をあげたいところ。実際のジュリア・チャイルドの白黒の料理番組を見ているなら余計に楽しめる作品。パリの高級住宅地とニューヨークのみすぼらしいアパートの設定も面白い。実際にジュリーのブログも読んだことがあるが彼女のユーモアのセンスもきちんと映画に表現されている。とにかく見終わったあとに『非常にさわやかな気分』になれる作品でおすすめ。
全41件中、21~40件目を表示