裏窓のレビュー・感想・評価
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昔、初めて触れたヒッチコック映画。今でも1番好きかも。 今の映画の...
昔、初めて触れたヒッチコック映画。今でも1番好きかも。 今の映画のような刺激も無いし、何度も観てるので内容分かってますが映画館で観れて良かったです。 グレース・ケリーと共に映画史に残る一本だと思います。
お見事!
名作を劇場で観ようと足を運びましたが「お見事!」の一言。グレイスケリーも本当に美しいし、これが1955年の作品ということにも正直驚きました。時を経ても名作は名作。時間が経つのもすっかり忘れていました。ヒッチコックの作品は初めてでしたが圧倒されました。 (午前十時の映画祭にて鑑賞) 2017-48
グレース・ケリーの美しさ!
意外と事件発生までが長く感じた。 劇場で観たのは30年以上ぶりだが、最近のスピードアップした映画に体が馴染んでしまいつつある弊害だろうか。 しかし、グレース・ケリーの比類なき美しさは色褪せない。 顔の美しさだけではない。 狭い部屋で時にベッドに横たわったり、車椅子のスチュワートにしなだれたり、長いスカートで梯子を登って柵を跨いだりの身のこなしの美しさ。 物語とヒッチコックの演出については、いわずもがな。
覗く
撮り方が素晴らしいと思いました。 主人公の眼を通して、まるでパントマイムのように、隣人の生活と性格が手に取るように分かります。 訪問看護師の台詞が的を得ていて良いです。 でもこれだけ一日中覗いていたら、向こうも普通気づくだろう?と単純な疑問が。
●ヒッチコック恐るべし。
最初は人の家を覗きすぎだろと思いつつ。でも、見てまうよなあ。 アメリカにもあんな集合住宅あるのかと、妙なところに感心してたら、事態はあらぬ方向に進んで行く。 ちなみに彼女はいい嫁さんになれると思う。お嬢さんの怖いもの知らずにゃ敵わない。 この作品がホントにおもろいのは、視聴者の想像をやたら かきたてるとこ。それぞれの住人に目移りするし、結局あの住人の嫁がどうなったとか説明ないし。ラストはまさかの夢オチかとすら思わされたけど、ギブスみて納得させられる。 これがヒッチコックか!
初!ヒッチコック
ジェームズスチュアートいいわあ〜 かっこいいのにかっこよすぎない感じがたまらんわあ グレースケリーも細いし綺麗〜 あの丸見えの裏窓の画がインパクトあって、惹きつけられる 怖いとこは怖く、でもジョークもちょいちょいあって、可愛い監督だと思ったけど気のせいかな 目玉焼き食べるシーンとか、看護婦?との掛け合いとか好きだった どんでん返しみたいのは無かったけど、まあ面白かったかな
結局、殺人はあったの?なかったの?わからないところがいいのか? 何...
結局、殺人はあったの?なかったの?わからないところがいいのか? 何度も見直さないとわからない、いや見直してもわからない作品がよく名作扱いされる風潮を感じる。さすがとは思うものの、個人的には見終わってモヤモヤするのはあまり好きではない。クライマックス、主人公宅にかかってきた二度目の電話は誰からだ(笑) グレースケリーの美しさは奇跡ですね。
このハラハライライラ具合、さすが
ヒッチコックの見ながら冷や汗をかくかんじが堪能できました
若干イライラする展開もさすが…という感じ
なぜか主演男優が、美の壺の草刈さんに見えて仕方なかった
登場人物のキャストが完璧…
なんで殺人をしたか?とかの掘り下げは全然ないけど
ただ事件が起こったということがなぜかドラマチック
ヒッチコック、すごいなーと思いました
それにしてもプライバシーもなんもないマンションだわ!
久しぶりに再鑑賞したが・・ グレース・ケリーは美し過ぎて♪ ジェー...
久しぶりに再鑑賞したが・・ グレース・ケリーは美し過ぎて♪ ジェームス・スチュアートは、珍しく、イヤな感じのイライラさせる男だった。 この時代は、あのように女性を扱う男がカッコ良かったのかな?
ちょっと変わった手法
怪我を足から腰をギブスで固めているせいで家から出られない写真家ジェフ。彼はアパートの窓から近所の住人の生活を覗くのが日課になっている。中庭越しに正面と左右のアパートの住人を眺めているうちに、それぞれの私生活やドラマを知り、ある夫婦の様子から殺人事件が起こったと推理する。警察の友人、彼女、家政婦を巻き込み独自捜査を開始する…。 撮られた手法が面白く、視点がほぼ変わらない。近所の住人を映し出す時は、ジェフの窓から見た様子しか映らないのである。会話はジェフと誰か(彼女、家政婦、刑事、電話など)の会話のみ。なので案外と淡々とした画面で、実を言うと何度か寝てしまいそういなった。後半、特にラストあたりでカメラワークが微妙に変わるのでその辺からドキドキ感が高まる。その時代ではかなり面白い(今でもまぁ面白い)映画だったに違いないのはよく分かる。 主人公の小さいアパートに、毎回すっごくお洒落して押しかけ「結婚したい結婚したい」というグレース・ケリー演じるリザが、あまりにも美人で、妙にそれが浮いていて怖いとも感じた。 そして、もうひとこと。 玄関の戸、鍵かけようよ。
ワンシチュエーションで魅せる最高峰。
初見。二回観て、二回とも落ちましたが、ヒッチコックは面白い。 元ネタ(原作)あるとはいえ、片脚ギプス固定7週間のため自宅療養→隣人ウォッチング、という設定がイイですよね。 主人公自体は、狭いアパートの一室から動かないし、中庭のあるアパートから見える住民の姿、それぞれの生活、ドラマを追いつつ、ある殺人事件にフォーカスしていく。 ストーリーもさることながら、キャストの力量、及び、演出の力が如実に感じられる作品。クライマックスまで、主人公と絡むの三人だけって凄くないですか。 当然ながら、G・ケリーの輝きはピカイチ。 黒いものも白くなる美しさ。男性ならJ・スチュワートに幾ばくかの殺意を抱くはず。
グレース・ケリー
ずっと一つの部屋で物語が進んでいく密室劇なのだが まったく飽きることなくジリジリとした恐怖を感じた ただラストのオチにもう少し意外性があってほしかった気もする ジェームズ・スチュアートの演技も良かったけど グレース・ケリーが美しすぎてそれだけで満足〜ww
ほとんどが一つの部屋で進む
「主人公は足を怪我したせいで外に出れず、部屋の窓からアパートの住人の生活を見て暇つぶしをするという日々を送っていた」 この設定にまず驚きました。全編のほとんどが一つの部屋から出ず、私たちは主人公と同じ状況で事件に遭遇します。 「周りの状況を把握できない」という恐怖を、ヒッチコックは巧みな映像技術で表現しています。 主演のジェームズ・スチュワートも、サスペンス味のある緊張感を出していました。 「主人公」と「観ている人」が一つになる面白い作品です。
サスペンスの神様にしてエンターテイメントの天才
足を骨折して自宅アパートで療養中のカメラマン、ジェフ。暇つぶしに近隣を覗き見していたら、向かいのアパートで殺人の疑惑が。恋人リザと共に証拠を掴もうとするが…。
アルフレッド・ヒッチコックの1954年の作品。
代表作の一つで、個人的に最も好きなヒッチコック映画。
主人公が動けないので舞台は終始主人公の部屋のみだが、それを逆手に取った演出が秀逸。
恋人が疑惑の部屋に忍び込んだ時男が帰って来てどうする事も出来ないもどかしさ、犯人に気付かれ部屋に迫って来ても逃げられないスリル。
カメラが主人公の視点にもなり、見る側も主人公と一体となる感覚すら覚える。
また、映画に素晴らしいまでに華を添えるのが、グレース・ケリー。
絶対彼女だけ高性能のカメラで撮られている!…とさえ思うほど、その美しさに目を奪われる。
スリルもロマンスもいっぱい。
サスペンスの神様である以前にエンターテイメントの天才であるヒッチコックの真髄、ここに極まり!
尚、本作はサスペンス映画だから成り立つ話である。
近隣を覗き見し、何の確証も無いのに殺人犯と決め付け、恋人は相手の部屋に不法侵入し、証拠を見付けようとし…キ○ガイと思われても仕方ない、ちょっと危ない男の話でもある(笑)
物語の良さとグレース・ケリーの可憐さが光る
総合85点 ( ストーリー:90点|キャスト:90点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
物語も出演者も素晴らしく、今までに十数本鑑賞したヒッチコック作品の中でも最も良い作品。
犯罪を犯すのでもなく犯罪者に襲われるのでもなく、骨折で身動き出来ない男がひたすら退屈しのぎに周囲を覗くだけ。この覗くというのがくせもので、一緒に過ごす人が誰もいない孤独な女性がいる一方で男を何人も連れ込む派手な女性がいたりと、そこではいろんな人間模様が露わにされている。彼らはいったいどんな生活を送りどんな人々なのだろうと、観ているこちらも覗きをしているような気分になって好奇心を刺激してくる。
そしてその中の一つが関係の悪そうな夫婦であり、その妻が突然消えて夫の疑わしい行動が気になってくる。こんなことになってしまえば主演のジェフを演じるジャームズ・スチュワートでなくてもいったいどうなっているのかと興味を持たずにはいられない。果たして事件は起きたのか、それともただの勘違いに過ぎないなのか。
このような設定の作り方と物語の進め方が非常に上手くて、常に次の展開が気になり引き付けられた。最後の場面、あと一週間でギプスが外れる予定のジェフの迎える結末の描き方が滑稽で上手い。
もう一つの注目点はジェフの恋人役のリザを演じたグレース・ケリー。美人で可憐な立ち振る舞いは怪我をしたジェフの生活に潤いを与えるだけでなく、映画にも大きな華を添えていた。最後の場面で優雅に本を読む姿も決まっている。この作品を見て彼女がお気に入りになった。
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