「『老いらくの恋』はドングリの背比べ。」抱擁のかけら マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『老いらくの恋』はドングリの背比べ。
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開いた口が塞がらない。
汚い爺さん達と美しい若い女性との妄想的三角関係。
余計な場面が多くて、無駄な登場人物が多くて、出鱈目を通り越して、めちゃくちゃな話になっている。
カットの問題ではなく、CASTから考えるべきだ。女優が誰かも僕は知らないが、どこかで見た程度で、ただの美人だと思うし、無許可で横流しの写真だって、彼女のイメージをけがすような汚い写真ではない。
やはり、午前中に見た『ヒューマン・ボイス』は『男と女を入れ替えて見るべし』は正しかった。
『老いらくの恋』は妄想的ドングリの背比べ。どこかで『女性のしたたかさ』が見たかった。
けれども、ストーリーは、
別の女性に告白させて、話を手際良くまとめる。ギョッ!とする。ずっと、そう思って見ていたので、朝食を食べながらの呆気ない告白でも、感情移入は全く出来ない。
まぁ、僕なら
バカ息子二人はCASTから外して、余計なサイドストーリーを入れずに、それこそ、40分位にまとめて、『中年女性の悲哀』にまとめた方が、良かったと思うけどね。テーマはそこだろうから。この映画のテーマは醜い爺さん達の『妄想的老いらくの恋』ではないと見るべし。(爺さんが言うんだから間違い無い)
追記
皮質性失明は回復が望めない障害ではない。寧ろ一時的な場合が多いとネットワークでは申しています。
さて、この演出家の演出や脚本を、根本からリバースさせて見れば、奇才と言える才能なのかも知れない。しかし、演出家本人がそれに気付いていないような気がする。
まぁ、素人の僕がそんな事言わないほうが良いのか?
でも、鑑賞者としてそう思う。
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