「ユーモアさ満載の非日常体験」南極料理人 るる 移行さんの映画レビュー(感想・評価)
ユーモアさ満載の非日常体験
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何気ない日常をユーモアを交えながら淡々と進んでいく感じがとても面白くて好きな映画。
何気ない日常だけど、場所が南極というだけで非日常感が出ている。
南極観測隊の個性豊かなおじさんたち(おじさんじゃない人も含む)が家族や恋人と離れたさみしさを抱えながら共に生活する。
南極は寒くて、周りには何もなくて、デメリットしかない。水を作らないといけないのは大変すぎる。
メリットを挙げるとしたら、ウイルスがないことくらい。大変な仕事だなと思った。
料理人の西村の作る料理がとてもおいしそう。イセエビのフライもインパクトがすごすぎた(笑)
娘の歯が落ちてしまうシーン、西村が唐揚げを食べながら泣くシーン、
子供たちが日本から南極に電話をつないで会話するシーンはシュールでお気に入り。
子供ならではの純粋ゆえの残酷さがでていて良い、子供の感性で全部がぶった切られてしまう感じ(笑)
娘役で小野花梨が出ていたのがびっくりした、全然変わらなくてかわいい(笑)
家族の愛おしさや、大切な人が傍やすぐ会える距離にいる尊さ。とくに大きなできごとはなくてもそれが心地よく感じるような二時間。
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