「深夜に見るのは危険な飯テロ映画」南極料理人 アイダホさんの映画レビュー(感想・評価)
深夜に見るのは危険な飯テロ映画
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一見、過酷な難局ではたらく観測隊の料理人を描いたドキュメンタリーのようなタイトルだけれど、実際は数名のおじさんがバカをやりながら飯を食ったりバカをやったり飯を食ったりするコメディ映画。
南極だけどペンギンは出ない。というか何もない。観測隊のおじさんがいるだけ。
本当におじさんたちがバカをやっているだけなのに小気味よいかけ合いや数少ない娯楽である食事を心から楽しんでいるのを見ていると思わず笑みが零れてしまう。
せっかくの伊勢海老を巨大エビフライにしてしまったり、焼いた肉を蛮族のように振り回したり、深夜にラーメンを盗み食いしていたら備蓄を使い切って本気で泣いたり
バカやってんなぁ…と思いながらも、ほんのり家族愛的なエピソードも挟まれ、なんだかんだ見てよかったなというホンワカした気持ちでエンドロールを迎えることができる息抜きにはピッタリな作品。
ただ一つ注意点として、絶対に深夜に見てはいけない映画。
絶対にラーメンが食べたくなる。
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