「作り物くさいなあ」南極料理人 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
作り物くさいなあ
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うーん、苦手。典型的な徘徊型映画。
舞台が南極で、現代では南極もそれほど危険な場所ではないわけで、
そうなると平凡な日常が続くだけにならざるを得ない。
それを映画にするにはキャラの立った人々を描くしかないわけで、
キャラが立ち過ぎてて全く感情移入できない事態も招くわけで。
イタ電みたいなんしたり、嫁に好きな人が出来たり、頭おかしくなったり、
富士山より高い場所で走ってたり、麻雀で弱い奴を無理矢理カモったり。
とにかく作り物っぽさが満開で、同調できるような点がまるでなかった。
関係ないが、麻雀にうるさいおれにツッコませてもらうと、
東場の6巡目くらいでタンピンドラ3をテンパイしたんなら、
親とは言えリーチしとけよ。そんな弱気じゃ勝てないよ(場)
南極版かもめ食堂との触れ込みがあるみたいやが、
かもめ食堂のメンバーのキャラの立ち方とは異なる。
あちらはキャラ同士の絡みに何とも言えない間があり味があった。
この映画のキャラは品がなくて騒がしいだけ、ほのぼのせんのよなあ。
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