「鶏の唐揚げは180℃で2度揚げ」南極料理人 赤いおじさんさんの映画レビュー(感想・評価)
鶏の唐揚げは180℃で2度揚げ
ひょんなことから、南極に単身赴任することになってしまった妻からも娘からも爪弾きにされている料理人が主人公です。
これといった派手な展開があるわけでも、まして、天候が急変して全員が窮地においこまれていくスリリングなシーンがあるわけでもなく、寺内貫太郎的な食卓のシーンが中心です。
実際にはこんなに豪華なものばかりが食卓を飾るとは思いませんが、次から次への手間をかけた料理の数々。
その料理をおいしそうに頬張る個性的な隊員たち。
それを母親のようにニコニコしながら見守る堺雅人演じる料理人。
極寒の地で1年以上もたった8人で顔をあわせ暮らさなければいけないとなるといろいろな行事と食事でメリハリをつけなければ持ちませんよね。
全編笑いが中心のなか所々でほろっとするシーンも
唐揚げのシーンではもらい泣きしそうでした。
結構おすすめの映画です。
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