名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)のレビュー・感想・評価
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黒の組織絡みは面白い
追跡者と書いてチェイサー。
天国へのカウントダウン以来、8年ぶりとなる黒の組織が絡む作品。
良かった点
・黒の組織が物語に深く関わって来るところ。
・警察にスパイとして潜り込んで来る点。
・蘭が簡単にアイリッシュを倒してしまわず、逆にやられるところ。
・東都タワーへの銃撃。ヘリを撃墜するアクション。
悪かった点
・コナンから長く離れていた人にはベルモットとの関係が難し過ぎる。何でコナンは黒の組織の奴と仲良く話してんだ?ということになる。
・蘭が銃を躱したのは良かったか悪かったか難しいところ。さすがにやり過ぎ感があったが、今さらという感じではある。
・事件の犯人が計5分も登場していないこと。主要人物なのに声優を使わなかったせいで棒読みが酷い。
・ヘリのアクションは良かったが、どう見てもジンが相手が子どもだと気付かない方がおかしい。無理矢理にでも新一に戻していた方が良かったと思う。
・小五郎の扱いが最高に酷い。蘭がピンチなことすら知らないまま。
・松本警視を生かしていた理由が不明確。生かすメリットも無いし、どうやってカブトムシを逃がしたのか想像もつかない。
ようやくコナン映画の暗黒期を抜けた感のある作品。これまで迷走し過ぎていたが、アクションシーンは非常に見応えがある。
ちょっと警察が無能すぎませんか?
コナンたちが気づいたことにずっと後追いなのはいかがなものか。
関東全域で行われる連続殺人に対して各県の刑事が捜査を行っていく、という全体的に渋い仕上がりになっているストーリーではあるものの、クライマックスの東京タワーの攻防はコナン映画の中でも屈指の迫力がある。
戦闘ヘリまで出してきたらそろそろ国をあげて黒の組織捕まえようぜってなってきてもおかしくないレベルの犯罪だけど。
良い方ですね!
『名探偵コナン』劇場版 第13作
またまたコナン見た
[毛利蘭が強すぎる] [ヘリコプターが もろすぎる]
かなり期待していただけに残念。努力の成果は見られるが…。 まずプロ...
コナン最大の危機
七筒(チーピン)とビートルズ
七夕、VEGA、麻雀、ビートルズ、北斗七星と北極星、そしてネッシー。色んなキーワードが飛び交う中、ビートルズについて語る阿笠博士が良かった・・・というか、同年代。ビートルズのLPジャケットに少年探偵団がそれぞれ使われていることが涙出てくるほど嬉しくなってしまう。ちなみに「黒衣の騎士」に関してはTV版を観ていないとわからないけど、高校生の新一だったのかな?このシリーズだけ見てみたい。
黒の組織がかなり関わっている本作品。連続殺人犯は別にアイリッシュでも良かった気がするのですが、そこは本格推理をさせようという意図があるのですよね。そしてフラッシュメモリーもどうなったのか気になるところではあります。
劇場版としては、蘭と園子が通う帝丹高校の風景が珍しく登場しているし、改めて高校生だったのだと納得する・・・ファンに怒られそうだけど、卒業してしまった気がしていた。ジンとウォッカの乗る黒のポルシェ356A。そして女性のベルモット。峰不二子の雰囲気もあるけど、今後のコナンとの戦いにも興味津々です。
アクションは凄いけど、推理系は・・・
コナンが、麻雀牌を残した連続殺人事件の解決と、黒の組織との対決に挑む物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
コナンの映画で一番気になっているのは、その犯人の動機です。アクションは多少無茶があっても、そこはアニメですから許容出来ます。
でも、犯人の動機だけは「犯行結果に相応しいもの」を用意して欲しい、と考えています。
この作品では、殺人とその後のアクションが明確に分けられていますが、それでも少し無理やり感があります。
流石に黒の組織が絡むアクションは迫力があります。最後のアイデアも秀逸で、緊迫感、驚き、カタルシス満点です。
また、蘭の格闘技シーンの迫力も刮目です。
ただ、上述の動機もそうですが、推理系については無理やりな印象が強く今一つに感じました。星座の話も無理を感じますし、ビートルズのヘルプの話は「目が点」です。
最後に、ゲスト声優のDAIGOさん。彼の起用にも無理を感じます。大事なキャラなのにあの演技を聴かされては興ざめです。
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