スノープリンス 禁じられた恋のメロディのレビュー・感想・評価
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☆☆ ※ 鑑賞直後のメモから。 鑑賞直後に我思う。「必死に耐えた自...
☆☆
※ 鑑賞直後のメモから。
鑑賞直後に我思う。「必死に耐えた自分を偉い!」と。
檀れいから卵を貰った辺りから、遂に耐え切れなくなり。いつしか爆睡モードへと突入。
松岡錠司の【ひつどい】演出に僻々する。
しかし、歳は取っても中村嘉葎雄の台詞回しは全く変わんないなあ〜!
生涯2枚目なんだから恐れ入る。
2009年12月18日 TOHOシネマズ錦糸町/No.7スクリーン
謎めいた親子の哀しい触れ合い
森本慎太郎扮する原田草太は、たまたま親が殺された子犬を拾ってチビと名付けた。ある時サーカステントに忍び込んだら見つかってしまった。
貧乏な生活ながらのひたすら子供の頃の思い出話だったね。特に盛り上がりはなかったけど謎めいた親子の哀しい触れ合いってとこかな。
森本さんの悪口を決して言ってはいけない
この映画で主人公の祖父が、「決して人を恨んではいけないぞ」という言葉が今でも残っています。
当時、主人公をジャニーズの森本さんが演じていたため、世間から批判の的になっていましたが、彼は違和感なく役をこなしていました。
令嬢やそのお母さんの温かさは、今でも忘れません。ラストは号泣でした。
一所懸命に演じている子役の森本さんの悪口は、絶対言ってはいけないです。
日本版フランダースの犬....
日本版フランダースの犬....ちょっと無理あるんじゃないの?...と思いましたが....良かったですね!
昭和初期の設定で、貧しいおじいさん(中村嘉葎雄)に育てられた孫の壮太(森本慎太郎 ) ....ある日、小犬を拾って友達になる。
恋人は、村一番の大富豪の娘の早代....もちろん、父親から引き離される...。
「どんな時でも人を憎んだり、恨んだりしてはいけない」というおじいさんの座右の銘がなんとも心痛める。
壮太の書く絵は、素晴らしく、最後に早苗に書いた、ブルーだけの絵は感動的!....そして、泣けます!....なぜ、ブルーだけの絵なのか???....ブルーしか使いたくなかった思い入れのあるシーンが....この絵は、是非家に飾りたくなります.....。
フランダースの最後のシーン.....いや、この映画の最後のシーンも十分泣けます!
スノードッグのがいいなぁ。
あの名作をうたい文句に掲げ、
豪華キャスト陣で取りまとめたジャニーズ主役映画だが、
とてもとても(爆)内容的には及ばなかった感じ^^;
子供の頃、よく観たTVアニメでいちばん泣いた作品。
パトラッシュは一大ブームになったし♪売れたよなぁ。。
確かに話のふせんは完全に(ほぼ?)なぞってはいるが、
子役の演技!(は仕方ないですが)と相まって「貧相」な
雰囲気がまるで出せていない。あんなに血色がよくて、
お顔もキレイな子供が、なぜラストでああなる…?(大汗)
言わんとしていることは通じる。親の気持ちも分かる。
特に自分が歳をとったせいか^^;
香川照之が演じる父親の言葉に詰まった場面もあった。
たかが子供同士の恋愛(というには早すぎるが)であれ、
親だってそれなりに、子供の気持ちを汲んではいるのだ。
叶えてやりたいが出来ぬ。という政略的な立場と反する
子供を傷つけたくないという思いはどの親にも存在する。
祖父や実夫を含め、芸達者な俳優がズラリと揃ったので、
もう少し観応えのあるドラマに出来たのではないかと思う。
監督も脚本も有名処を集めたのに、なぜこうなったのか?
どっかで予算を削っちゃったのか、意見でもされたのか^^;
原作を一切知らないという岸恵子の起用も違和感アリで、
誰もが感動した名作に想いを馳せた人間からすると残念。
もっと大切に映画作りをして欲しいものだと思う。
(秋田犬の見せ場も少なく残念。子犬が可愛かったなぁ。)
だから「ありがとう」です
あざとい演出で「泣かせよう」という映画は大嫌い。
の私ではありますが、
「和製フランダース」の時点で、
ネロ(草太)とパトラッシュ(チビ)は、最後、
天国に召されなきゃマズイんですよね。
いくら寒いとはいえ、「街中で凍え死ぬ」って
尋常じゃないですよね。
一晩のうちに、しかも毛並みふさふさの大型犬とともに
死ねるかぁ~?
でも、ラストの強引さをのぞいたら、
この映画、けっこう成功してるんじゃないかと思います。
草太とおじいさんは、ともかくバカがつくほどの純粋さなんです。
普通はね、周りにものすごく嫌な奴をいっぱい配して、
良い人は良い人でも「相対的に良い人」なんだけど、
この映画には、
怒りを感じるほど嫌な奴はでてこないんです
おじいさんの言葉が、これまた徹底した善人ぶりで・・・
「どんなに小さい嘘もいかん。
それは人を傷つける」
「どんなときも人をうらんだり
にくんだりしてはいかん」
草太が財布をスリに盗られてしまったときも
おじいさんはしっかり草太を抱きしめ、
「わしたちの金を
わしたち以上にほしい人がいるなら
くれてやろう」
早代の良心もクラスメートも
あえて「悪役」に描いてはいないのですが、
でもこの時代、どんなに才能があったって、良い奴だって、
「金持ち」と「貧乏人」の間には、
越えられない大きな溝があったのです。
今はもっともっと弱い人たちにやさしい社会です。
(もちろん、昔に比べて、ですが)
チビも草太も、子どもを産むとひきかえに
草太も犬のチビの母親も死んでしまいました。
これも昔は、珍しいことじゃなかったです。
森本クンの美少年ぶりはたしかにすごく浮いています。
思い切って坊主頭か、逆にホームレス風のぼさぼさ頭。
それで、服なんかすごいぼろで、青っ洟たらしてて・・・
なんて思ってしまうのですが、
でも、平成しかしらない子どもたちに伝えるためには、
主人公を「平成からタイムスリップしたいまどきの子」
にすることで、自然に共感できるようにしたのかもしれません。
この映画、泣いてすっきりしたい「泣き女」みたいなおばさんたちより、
今の子どもたちにぜひ観てほしいです。
私は子どものとき、「マッチ売りの少女」を読んで以来、
クリスマスで浮かれている時も、窓の外にいるかもしれない
薄倖の子どもたちの存在を感じていました。
そういうのって、親が説教したり、
学校の道徳の時間に学習するより、
自分から「気づく」ことが大事だと思います。
今はこんなに楽できて幸せな時代だけど、
昔の困難な時代にも同じように人は生きていて、
その人たちが頑張って生き抜いてくれたから、
私たちが生まれ、こうやって、映画をみたりできるんですから。
現代の場面でマイコもこういっていました。
「つらい時代を生き抜いてくれたから わたしがいる。
だから「ありがとう」です」
ベタといわれたらそうかもしれないけど、
オスカー作家小山薫堂さんから子どもたちへのメッセージが
たくさんつまった映画だと思いました。
今年はじめて映画の途中で帰ろうかと思った・・・・・・
近くのシネコン。
公開初日から自由席。
今週になり上映回数も減る。
プラスの要素がなにもないのですが、
前売券を購入してしまっていたので、行ってきました。
劇場は10人。
『ワンピース』や
『のだめカンタービレ』の賑わいが嘘のような静けさでした。
☆彡 ☆彡
これはナシでしょう
今年はじめて途中で帰りたくなったよ(泣)
「演技がわからないまま終わった」
どこかの雑誌かな?
主役の森本慎太郎くんが話していました。
その正直さは男らしいと思いますが、本人が
言うとおりで、観るに耐えられませんでした。
貧乏な設定なのに、
森本くんの服装と、犬のチビは、
黒ずんだところが、ひとつもないとても綺麗な恰好。
最後の檀れいさんが、絵を手にとるシーンも、
香川照之さんが置いた椅子とは、違う椅子から取る有様。
作品のテンポも悪く、
うしろの子供は途中から集中力を失い、
まえに座っていた女の子3人からは、失笑がこぼれる。
ラストも、あれはナシでしょう。
あ~、やっとこれで終りだ、っていう安堵はありましたけどね(苦笑)
☆彡 ☆彡
決して
ジャニーズ嫌いではないのですが、
(酷評だらけの『HERO』を絶賛したほど)
この作品は、ちょっといただけませんでした。
ジャニーズ事務所の
どなたかのバーターなのかもしれません。
2009年
『笑う警官』に匹敵する、非常に残念な作品でした(大泣)
こんなものかな?
和製フランダースの犬とはよく言ったもんだ。
正にその通りで、期待した場所で涙が出てきました。
森本君はちょっと・・・新人らしいと言えばよいのかな?
ホンモノのフランダースの犬だとアントワープの村人達が随分ひどい仕打ちをするけど、この映画の中では雰囲気を変えていて必ずしもいじめられる訳ではない。ストーリーが工夫されているので、「ああ、ここが違うのね」と。
周りの俳優陣がとっても良かったです。
映画全体で何度も流れるピアノ曲、映画が終わった後に直ぐにレンタルしてきました。
『おくりびと』の雰囲気だけコピーしたような作品。森本慎太郎では、どうにも貧乏くささが感じられませんでした。
はっきり言って、幻滅。松岡錠司監督は人情ドラマではトップクラスの監督としてリスペクトしているだけに多いに期待していました。『東京タワー』だけでなく、監督の『歓喜の歌』も面白かったですよ。
さらに脚本家が『おくりびと』の小山薫堂で、「犬」も「雪の庄内」も登場するという松竹にとって、ベストな布陣。絶対に「二匹目のどじょう」を狙っているなと感じました。映像の質感が、『おくりびと』そっくりなんです。
まず脚本がダメですね。ここは泣かせようとかの計算がはやる余り、突っ込みどころ満載。小山薫堂は、プレッシャーを感じたのでしょうか。あざとさが目立ちます。前作の方が、登場人物の感情がずっと自然でした。
あざとさは、キャスティングにも表れています。森本慎太郎を起用したのは、ジャニーズだからなのでしょう。演技は頑張っているものの、森本くんには申し訳ないのですが、どうにも貧農の貧乏くささが微塵にも感じてこないのです。
どんなに演じても、栄養が行き渡ったふくよかな顔つきでシリアスに演じても、いいところの坊ちゃんにしか見えませんでした。
森本くんで行くなら、1週間絶食して、生死の境くらい経験させてから役作りをさせるべきでしたね。バラッドで大人顔負けの演技を披露した武井証なら、もっと貧しさを上手く表現したと思いますよ。それに比べて早代役を桑島真里乃は、見事に演じていました。 お嬢としての品の良さに加えて、父親の静止も聞かずに、草太に会いにいく不屈さには、説得力があったからです。
ストーリーで突っ込みたくなったのは、まず構成面。時代は現代から始まるのですが、これが余り意味がないと思うのです。
物語は、すでに老境を迎えていた早代に、心当たりのない人物から小包が届くところから幕が上がります。小包には古い原稿用紙の束が納められていました。そこには小説らしきものが綴られていています。 いぶかしげにそれを読む早代の表情が、みるみる真剣な面持ちに。そこには70年前に師団だけしか知りえない淡い恋の思い出が鮮明に綴られていたのです。
しかし、小説は途中の山場で途切れていて、草太の消息は分からずじまい。原稿を送った人物は草太の親族で、その後草太がどうなったか知りたくて、原稿を送ったというものでした。
途中登場するこの人物によって、ストーリーの全体像がネタバレしていくのですが、特に現代編は、なくても済まされるものではないでしょうか。
次に草太と父親の関係。母親と草太を置き去りにして、父親はサーカスの巡業に身を置いた経緯は良しとしましょう。だけど草太を不安定な興行の世界に引っ張り込まないためという大義名分で、わが子をほったらかし。草太と会っても父として名乗りも上げないのは、不自然です。
さらに、祖父の死で路頭に迷った草太は、どこにも行くところがないと雪原を彷徨います。この作品のモデルとなった「フランダースの犬」とラストはそっくりの展開。けれども、草太の家は健在で、家に戻れば少なくとも凍えることはなかったはずです。村人にもすぐ発見されたことでしょう。
だいたい不景気で世知辛い年の瀬。何も好きこのんで、原作のママに救いのない話を、深刻度ゼロの森本慎太郎を起用して、見せつける必要があるのでしょうか。
せめて『クリスマス・キャロル』のように、ラストはほのぼのさせてもらいたいですよねぇ~。
それと草太のお金がすられてしまうというシーンは、傑作。絶対にお金など持っていない草太に何でスリは目を付けたのでしょうか、あり得ません。
チビ役で出演している秋田犬のチビ。こいつはなかなか芸達者なところを見せてくれます。でも監督は人間の演出は名人芸でも、犬の演出は苦手のようです。『HACHI』と比べて、チビのかわいさが伝わってきません。タダの飾りに等しいです。もっとチビを使って、草太と早代のつながりを深めるような人間様を上回る活躍をさせるべきでしたでしょう。
とにかく『おくりびと』と比べて、何を伝えたいかがイマイチ明確ではなく、雰囲気だけコピーしたような作品でした。
スノープリンス?
森本君は、かわいいけど、この題名はどうだろう?
時代も昭和初期だし、スノープリンスって言うのは微妙。
日本版フランダースの犬ってことで、どこかで見たようなお話なんだけど、
森本君世代にはいいんじゃないでしょうか。
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