「マーリーとマンゴー、そして素敵な旅をしたネックレス」マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
マーリーとマンゴー、そして素敵な旅をしたネックレス
レトリーバーのマーリーの成長記と子供たちの絆。そして新聞記者を目指していたジョン・グローガンがコラムニストとして売れてしまい、マーリーによって生き方すら変えられてしまう。子どもたちにとっては、生まれたときからマーリーが家族の一員となっていたので、かけがえのない存在だったはずだ。
何でも食ってしまったり、マウンティングが激しかったり、人に飛びつく癖が治らなかったり・・・公開当時観たときには、単にしつけが悪いだけだと同情もできなかったのですが、今あらためて観ると、老犬を飼っている身としては胸を締め付けられるような思いになった。特に長男パトリックにとってはマーリーの一生がそのまま自分の成長とともにあったので、彼にとっても生涯の思い出となるはずだ。
連載されていたコラムがそのままベストセラーになったんだろうけど、その数々のエピソードが日記風であるのも面白い。最近の犬映画はCGに頼りすぎているけど、子犬から老犬まで22匹の犬を使い、訓練されつくした感じが想像できるのもいい。最も印象に残るのは車の窓から飛び出て前足だけで駆ける姿!凄すぎる。
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