劇場公開日 2009年12月19日

「結局は水樹奈々の歌が良かった♪だけ。」映画 レイトン教授と永遠の歌姫 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0結局は水樹奈々の歌が良かった♪だけ。

2021年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 オペラの観客は「一人に永遠の命が授けられる」という言葉を信じて集まった人たちだった。謎解きゲームに参加して、たった一人が他の人を犠牲にして永遠の命をもらうという残酷なもの・・・しかし、そんな設定の割に悲壮感さえない、お子様向けのアニメ。船に変化したオペラハウスから救命ボートにて脱出するという、誰も殺さないかのような生ぬるさもスリルを感じさせない。

 それにしてもデスコール(渡部篤郎)の目的すらわからない。不老不死の王国アンブロシアを復活させたかったのだろうけど、自分で復活させなくてもいいのでは・・・ミリーナの父親であるピアニストのウィスラーにしても、亡きミリーナの記憶をジェニスに移植するという荒唐無稽なストーリーも子どもには伝わるのか??

kossy