カンフー・パンダ2のレビュー・感想・評価
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【”内なる平和を見出す”カンフー・マスター「龍の戦士」になったパンダが、中国支配を目論むクジャクのシェン大老と対決する中で自らの出自を知る物語。今作は親子の絆、仲間の絆の大切さを描いた作品でもある。】
ー 初作を面白く鑑賞したので、第二作も鑑賞。
第一作で修行の末に「龍の戦士」になったパンダ”ポー”が、中国制覇を目論むクジャクのシェン大老と、対峙する。-
■第一作に続き、”古代中国”と表現される風景や、建物が美しい。中国武術は漢の時代から始まったと言われているが、作品の風合はバッチリである。
◆感想
・分かり易い勧善懲悪のストーリーであるが、そこにポーの出自を絡ませて展開する物語構成が良い。
・幼い頃に、両親に箱に入れられて捨てられたと思っていたポーが、微かに覚えていたクジャクの姿。
そんなポーを、育ての親のミスターピンは寂しそうに見ている。
・今作でもマスター5は健在で、特にマスター・タイガーの声を担当したアンジェリーナ・ジョリーの、低音ヴォイスが魅力的である。
<クジャクのシェン大老が操るどんなカンフーの技も吹き飛ばす武器から撃ち出される砲弾を、奥義”内なる平和”により防ぎ、ポーは平和を守るのである。
更に、ポーの両親が彼をクジャクから守るために匿っていた事が明らかになるが、ポーは育ての親のミスターピンを”お父さん!”と呼んで抱きしめるのである。
声優陣も、前作にミシェル・ヨーが加わったんだけど、オイラ聞き取れず・・。
それにしても、このシリーズ面白いなあ。子供映画と侮るべからずである。>
笑って泣けてアクションも最高!
カンフーパンダシリーズを全部通して、もちろん全部面白くて大好きなシリーズですが、個人的には2が一番面白いんじゃないかなあと思います!!
カンフーなので基本戦いがメインですし、悪党がいて結構酷いし重ためになりかねない内容なんですが、
コミカルで笑いもしっかり取ってテンポよく面白く、
アクションも見応えがあって最高です!悪役もいいですし、それだけじゃなくて、友情、愛情、大事な事、
いろんなところでためになる素敵なお話だと思います!
今作も面白い
今作もポッチャリパンダのポヨポヨ感、キレキレの動きのギャップが良かった。
マスター5の活躍も増えてて楽しめた。てか、マスター5の名前ちゃんとつけてあげれば笑笑。
ピクサーアニメに対し、ドリームワークスはさらに短い時間の中、怒涛の展開で飽きさせない所が良い。
その中で、親子愛というテーマもしっかりと伝わってくるし、名言も染みる。
始まりは大事ではなく、自分を決めるのは自分というメッセージを込めたセリフもグッときた。
アヴェンジャーズ
前作は、ポーがカンフーを習得して強敵を倒す、という、
分かりやすい話を今回は下敷きにして世界を広げて、
ポーの出自の謎解きも含めた、冒険話になってます。
映画の色としては、アメリカらしい冒険活劇だなと思いましたが、
ポー&マスターファイブ、そして更に達人が揃い、
全員揃って敵に向かうシーンで、
横一列に並んでスローになるシーンがあるのですが、
「うわ、これアヴェンジャーズと同じやつやん!」とか言って、
かなりテンション上がりました。
その前のポーの再登場シーンも、
ポーが凄く啖呵切ってるんだけど、敵に聞こえてない、
とかサイコーだし、
カマキリがやたらとメスに喰われるエピソード挟むのも良いし、
ポーの親父、ピンのシーンは号泣しちゃったし、
(子供に心配されるほど泣いてたみたい)
感情揺さぶられまくりの内容でした。
シェンに勝つシーンとか「いや無理w」と突っ込みたくなるけど、
これも初めのシーンの活用からきてるからまあOKだし、
憎っくき予言おババをシェンが暫く囲ってるのも変だし、
シェンが、ポーが生きてた事を知ってる、のも変だし、
最後の最後であの人(獣)出て来るのズルくない?
とか、思うところは色々ありましたが、
これだけ笑って泣かせてくれたらお腹いっぱいです。
サイコーでした!
ゲイリーそのまんますぎ!こういう、二枚目になりきれない悪役、オハコ...
ゲイリーそのまんますぎ!こういう、二枚目になりきれない悪役、オハコだもんね…。
アテレコ風景見たいなあ。楽しそうだなあ。
カンフー映画っぽさは減った気がするけど、獅子舞モドキのパックマン風とかドリフみたいな刑務所シーンとか、楽しめました。
見た目は違うけど、親子なんです。
ドリーム・ワークスのCGアニメーションは好きなので、期待しすぎたけど、フツーに面白かった。
前回同様~笑いのツボがあって、気楽に楽しめました。
今回登場の敵役 シェン大老に ゲイリー・オールドマン
マスター・ワニには、ジャン=クロード・ヴァン・ダム
予言おばばに、ミシェル・ヨー
と、オリジナルメンバーに加え こちらも錚々たるメンバーです。
今回は、主人公 ポーの出生の秘密にまつわるお話になってます。
エンディングも 意味ありげな終わり方で・・・
おぉ?・・・おおぉー??・・・・・おおおぉーーー???
って感じです。
カンフー映画の精神はしっかり受け継がれている!
ドリームワークスによる大ヒットCGアニメ第2弾。
ドリームワークスのアニメと言うと「シュレック」が有名だが、この「カンフー・パンダ」と「ヒックとドラゴン」の方がずっと好きだ。
前作で伝説の龍の戦士となった食いしん坊のパンダのポー。カンフーの抹殺を目論むクジャクのシェン大老に立ち向かう。
ポーと仲間のマスター・ファイブ(トラ、サル、ヘビ、カマキリ、ツル)のそれぞれの特性が活かされたカンフーが見ていて本当に面白い。
ワクワクと笑いのバランスも絶妙、ストーリーも分かり易く、エンターテイメントとして申し分ない。
ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、ジャッキー・チェン、ルーシー・リュー、そして今回初参戦となるゲーリー・オールドマン…贅沢過ぎる豪華声優陣は何だか得した気分。(この面々に比べると、吹替版声優は少々見劣りしてしまう)
シェン大老には、ポーの過去にまつわる秘密が。
過去を閉ざしてきたポーにとっては、それは衝撃。激しく動揺する。
だが、過去を受け入れ、内なる平和に目覚める。
自分は何者か? 自分は自分。育ててくれた養父がいて、師がいて、仲間がいる。
過去は過去、今は今なのだ。
この映画は世界中で大ヒット、カンフーの本場・中国でもすこぶる評判がイイと言う。
見れば納得、カンフー映画の精神はしっかり受け継がれている。
武闘家パンダが魅せる!!
前作「カンフー・パンダ」未見の私が言います。
「主役のパンダがあまり可愛くないからって、食わず嫌いすると損しますよ!」
9月1日映画の日に映画館へ行き、どうせ1000円で観られるからと、期待せずに2D吹替版を観ました。
ハイ、完全になめてました。パンダがカンフーをやるアニメなんて面白いのかと。
・・・・・・ところが。
スゴイ、面白い!!
ストーリーがテンポよく進むので飽きないし、観客を笑わせるセンスもあるし、カンフーアクションは目にも留まらぬスピードで展開され、ドリームワークス製CGの完成度は言うまでもなく素晴らしい。
主人公ポーと仲間達の連携プレー&仲間を信じる心、お見事です!
そして泣ける!!
仲間との絆、親と子の絆・・・
涙腺が弱い私は、泣かされましたよ・・・
観る前はこの映画で泣くなんて、思ってもみなかった。
前知識がほとんど無くても楽しめるので、前作を観ていない人にもオススメです!
吹き替えも思ってた以上に良かったです。
DVDが出たら、是非今度は字幕版で観たい!
そして後日、レンタルショップに「カンフー・パンダ」を借りに行ったら、全部貸し出し中でした・・・orz
期待せずに行ったら以外に大当たり↑
前作未鑑賞ながら、子供にせがまれ前評価も良かったので、
(期待せずに)観に行ったら、
思わず心“ほっこり”で劇場を後にしました。
解り易い上に、良く出来たストーリとキャラ
子供だましと思っている方、ぜひ鑑賞おすすめです。
わかりやすいストーリーに、アクション満載。
前作から気になっていたのは、パンダのポーの父親が、何でガチョウのピンさんなのか・・・???
それが、解決される。
うんうん、そうだったのね~。
ガチョウのピンさんの、ポーに対する父親としての気持ちが、実によく描けている。
≪わかっちゃいるけど、なんでだよ~≫という親の切なくて、愛おしい気持ちに、不覚にも涙してしまった。
わかりやすいストーリーで、作品内にのめり込むことができる。
映像は素晴らしい。
カンフーマスター達の毛並みの動き。
クジャクの羽根の動き。
炎や水の勢いや量。
花火の鮮やかさ。
また、影絵も。
どれも良かった。
アクションもスピード感あり。
スローモーションが的確に使われていて、わかりやすい。
一連のアクションの動きが笑いをも誘う。
ポーとタイガーの微妙な距離感というか、空気感というか、それも次回作に向けての布石かしらね。
楽しみ。
ニューキャラの、マスター牛とマスターワニ。
もっと活躍するのかと思いきや、あまり活躍の場はなくて、カンフーファイブに譲ったか。
そう言えば、マスターワニの声優さんは、ジャン・クロード・ヴァンダムだったわね。
悪役シェン大老の境遇の哀しい部分を、もう少し強調しても良かったのでは。
それにしても、ジャック・ブラックに、アンジェリーナ・ジョリー、ジャッキー・チェンにミシェル・ヨー。
吹き替えでなく、字幕で豪華な俳優さん達の声を聞きたかった。
動きの早いポッチャリさんは、魅力的~♪
ドリームワークスの長編アニメ、【カンフーパンダ】の第2弾です。
2D・3D、両方上映されていていましたが
2D版を観ました。
いやいや、ディズニーアニメとは、また趣きの違う
でも奥行きのある綺麗な映像で、2Dでも十分楽しめました。
物語は~
ガチョウに育てられた、食いしん坊のパンダのポー。
カンフーに目覚め今や立派な龍の戦士の一人になっています。
今回はポーの出生の秘密を知る悪い奴、中国制服を企む
孔雀のシェン大老との戦いに、仲間たちとともに挑む
というストーリー。
お話は単純。展開も解り易く、映像も綺麗なので
子供から年配の方まで、楽しめる作品に仕上がっていますよ。
最後は【カンフーパンダ3】を匂わせているので
ファンの方にとっては嬉しいのではないでしょうか?
アニメといえば、吹き替えですが・・・。
ポー役のTOKIOの山口達也さん、上手です。
ハリウッド版では、アンジェリーナ・ジョリーが演じている
マスタータイガーの木村桂乃さん。
ダスティン・ホフマンが吹き替えた、シーフー老師の笹野高史さん。
皆さん役にピッタリハマっていて、イイ感じですよん。
【カンフーパンダ 2】。星は~3つです。
すげぇ重いんですけどbyマウンテンゴリラ
最近3Dが流行だ。3Dのために、2D,3D,字幕,吹き替えと、おなじ作品がスクリーンを多数占領してしまう。
メガネがうざいから2Dを観た。
アニメのせいか2Dでもグリーンホーネット3Dより、立体感を体感できた。
人間には想像力があるから2Dでも立体感は感じられる。
クジャクが極悪に見えるし、パンダが最強戦士にも見える。
ようは創り方、見せ方なのだ。
病気に効くと信じれば、薬効がなくても病気は治る。
ポーの新たなる進化が見ものだが、字幕版の上映館がない
今回は、まだまだ軽いノリながらも、冒頭からカンフーのウデを上げたポーを見ることができる。とくに、“マスター・ファイブ”の仲間たちとの連携技が楽しい。
世界征服を企むクジャクのシェンとの闘いを物語の軸に据えるが、そのシェンがポーの出生秘密のカギを握っているというサブ・ストーリーが加わり、2作目に幅を持たせる。
CGによる描画は、1作目がエッジが効いたシャープな絵作りという印象だったのに対し、今作はやや手描き風の柔らかい絵柄になっている。とくに港町の遠景などに現れている。また、クジャクのシェンは切り絵風で、物語の展開は古い絵本のような仕上がりだ。監督がアジア系の女性に替わった効果が出たようだ。
動きは相変わらずシャープで、ポーの過去を挟んでスピードにアクセントをつけながらも一気にクライマックスへ突き進む。カンフーのどんな技も吹き飛ばす兵器との闘いは、「少林サッカー」を彷彿させるポーの更なる進化が見せ場だ。
音楽も、ハンス・ジマーとジョン・パウエルという強力タッグで軽快ながらも迫力のあるサウンドが楽しめる。
ポーの秘密は伏せておくが、なにやら、それ絡みで次作もありそうな雰囲気だ。
ドリームワークスのアニメでは、この「カンフー・パンダ」がいちばん好きだ。理由は、登場するキャラがどれも立っているから。次作があればまた観に行く。
さて、ここからは作品のデキに直接関係ない話になる。
このタイトルは、字幕版、吹替え版、そして2Dと3Dが選べるのだが、実質、吹替え版の2Dと3Dしか観ることができない。豪華な声優陣で、原音で観たくても字幕版を上映しているのは全国で1館のみだ。それも3Dで2Dでの上映はない。上映回数も少なく時間が合わない。仕方なく吹替え版を観ることにした。1作目の色彩が鮮やかだったので、コントラスト等が劣化しない2Dを選択した。それにしても、ジャック・ブラックやアンジーの声を楽しむためにはDVDやBDの発売を待たなければならないとは、なんか釈然としない。
進化し磨きかかった3DCGの立体感、質感、スピード感を満喫。ポーの内面の成長があまり描き込まれなかったことが残念で、★一つ減点
本作の魅力は、アニメの質感の良さやコミカルな台詞回しに、本格的なカンフーアクション。特にストーリー面では、意外や意外!一見子供だましのドタバタ調に魅せつつも、大人をホロリと泣かせるシリアスな台詞とミステリアスな東洋思想が加わって、大人でも楽しめる作品となっていることです。
前作では“自分を信じることで誰もがヒーローになれる”ということで、ぐうたらな主人公のポーの才能を信じ、涙ぐましい特訓を続けたシーフー老師の信念で、何とか“龍の戦士”に選ばれるまでに至りました。パンダなんかにカンフーは無理だろうという予見が起こりがちですが、前作を見るとどんな人でも隠れた可能性があるものだ。それを信じ切れるかがカギなんだということ痛感して、思わず感動してものでした。
続編となる本作のテーマは、「心の平和」。前作での激しい戦闘の修羅場を経験したことで、心が揺れて集中力を切らしてしまった師匠のシーフー老師は、太極拳で努めて心の平静心を取り戻そうとしていました。本作で登場する強敵を倒す力となるのも「心の平和」でした。どんな修羅場に置かれても、平静心を貫ける心の強さを鍛えておければ、いつでも潜在意識下の潜在能力を活かしきることができるようになります。それを会得したシーフー老師は、ポーにも指導しようとします。ところが、“龍の戦士”となってもポーのぐうたらさは変わりばえなし!食うことへの執着の強さも相変わらず(^^ゞでした。
まして、敵キャラにポーの出生の秘密を知らされて、断片的に赤ん坊時代の記憶が読み上がり、自分が何者なのか思い悩むようになっていたので、「心の平和」どころではなかったのです。その迷いは、ポーの弱点となって、敵キャラのつけいる隙を与えます。
敵キャラを退治するためにも、どうすれば千々に迷う心を平静に近づけるかがが本作のカギとなっていたのです。しかし、たっぷりと自ら信じんことが語られた前作と違って、今回はポーの記憶が戻っただけで、「心の平和」を掴んでしまうところが展開急でした。もう少し、ポーを葛藤させたうえで、少しずつ平静に漸悟していく要素を加えて欲しかったです。
但し、「心の平和」を描くシーンはとても秀逸。丸く大きな気をつくりあげると、一滴の滴がひらりと舞い落ちる映像は、平静心のなんたるかをよく描写できていると思います。
またポーが自分の出生の秘密を求めて、久々に養父の元を訪ねるシーンも、ベタなんだけれど、ホロリとさせてくれました。大体パンダの父親がニワトリであるわけありません。お互い分かっていていても、そのことを突っ込まず、完璧に親子を演じ合うというのもなかなか感動的なものなんです。可笑しいのですけどね。
このポーの出生の秘密は、本作でほぼ明かになるのです。でも気になるのは、エンドロール終了後に、ワンショット、ポーの父親が登場してきます。ということは、次作も製作が確定的で、涙の親子対面となるのでしょうか。要注目ですね。
本作は、アクション重視にシフトしていて、前作のようなポーの内面の成長があまり描き込まれなかったことが残念で、★一つ減点としました。
ところで映像面で、本作は前作よりもリアルテーを増しています。小地蔵が見たのは2Dでしたが、2Dでも充分に立体感を感じることができました。動物のアクションというと、子供向きと思われるかもしれません。けれども、ドリームワークスがデジタル技術の粋を集めた映像は、特に3D版(一部劇場は2D上映)において、大人の観客もうならせるほどの、驚きと美しさを感じさせくれることでしょう。
立体映像が苦手とするのは、速い動きと細かいカット割り。しかし動きの速いシーンでは人間の目が付いていかず、立体感どころか、何が何だか分からなくなってしまいがちです。多くの作品が、その点で失敗を繰り返してきました。ところが、この本作はそれを克服していて、安定した映像が楽しめます。「超高速」のうたい文句通り、前作よりも一段とカンフーの動きは速く、激しくなっています。しかも細かいカット割りで描かれているにもかかわらず、はっきり見えて、立体感も損なわれていないところが凄い点だと思います。
そして何より驚くのは、アニメ映像の色彩や造形が、3D効果と相まって、独特の人工美を感じさせることです。悪役のクジャクがパッと広げた羽根の見事な幾何学模様。動物たちの細かな毛が、動きに合わせて流れる様子。どこまでも広がる中国の街並みの壮大さと、えも言われぬ雰囲気。実写や写真ではなく、CGアニメに特有の美しさは、時に官能的に思えるほどですね。
物語は、武術を極めた動物たち「マスター・ファイブ」と共に、平和の谷を守るパンダの戦士ポーの前に、世界征服をたくらむ邪悪なクジャクが現れます。戦いの中で、ポーの出生の秘密が明らかになっていくという展開。
パンダ、トラ、サル、ツル、ヘビ、カマキリが、それぞれの体形を生かしつつ繰り広げる武術アクションが素晴らしいとおもいます。決して、適当に演じさせているのでなく、ジャッキーにカンフー監修をしてもらって、本格的なカンフーの動きを再現しているのです。なので、香港アクションへの目配りも楽しめるところ。主人公が出生の秘密を探る物語は、武術映画の典型をなぞっているともいえます。またポーが敵を追って、壊れた台車で中国の街を走る場面は、ジャッキー・チェン「プロジェクトA」の再現だと思えました。それにしても、ポーは重量級のパンダのくせに、本作では軽々と飛び跳ねするところは、なかなかに珍妙です。
悩ましいのは、吹き替え版にするか字幕版にするのかの選択。どちらも豪華声優陣が吹替えを担当しています。字幕版では、ジャック・ブラック、アンジェリーナージョリー、ダスティン・ホフマン、ジャッキー・チェンらが担当。そういえば、キャラデザインが吹替え声優陣に似ていますね。日本語吹き替え版では、ポーの声は山口達也が担当。ヒーハー!叫ぶポーに自然になり切って、違和感が感じませんでした。両方見たくなりますね。
全25件中、1~20件目を表示