キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーのレビュー・感想・評価
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愛国心が強いもやしっ子、ヒーローになる。
「マーベル・シネマティック・ユニバース」第5作。
「キャプテン・アメリカ」シリーズ第1作。
DVDで2回目の鑑賞。
コミックは未読です。
「MCU」が佳境を迎えている今になって観返すと、本作でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを取り巻く状況や登場人物が登場し、先々の物語を様々に彩って行く要素が網羅されていたということに気付かされました。
スティーブとバッキーの熱い友情、ペギー・カーターとの切ない恋模様、宿敵“ヒドラ”との時を越えた因縁―。その後も単独シリーズや「アベンジャーズ」シリーズで引き摺る内容ばかり…。さらに、レッド・スカルが世界を征服するために用いようとしている“四次元キューブ”は、後々の作品群にも登場する“インフィニティ・ストーン”のひとつ。「アベンジャーズ」にもメインアイテムとして登場しました。
―言うなれば、全編に渡って「MCU」全体の伏線になっていると言っても過言ではありません。「MCU」を楽しむ上で、絶対に欠かせない一本となっていることは間違いないでしょう! 実に見事な計算によって構築されているシリーズだなぁ、と改めて思いました。激しく脱帽(笑)
キャプテン・アメリカは常人より遥かに強化された肉体を持っているものの、所詮は生身…。しかし、知恵と勇気を振り絞り、強靭な肉体を駆使して敵に敢然と立ち向かって行く…。繰り出される超絶アクションとシールドを使った斬新な戦闘スタイルに惚れ惚れ…。そして、純粋で真面目な人柄にとても好感が持てました。「MCU」で一番好きなキャラクターです(笑)
※鑑賞記録
2020/03/01:4K Ultra HD Blu-rayで鑑賞
順番
なんだかんだ、ファーストアベンジャー見ずにいて、
アイアンマン2と並行に見たら、
まぁ素晴らしい。
これを最初に見ててもこの感動はなかったと。
トニースタークの父親が。。
あぁ素晴らしい。
その盾に正義を込めて
マーベル・シネマティック・ユニバース第5作目にしてキャプテン・アメリカ1作目。
アベンジャーズを除くフェイズ1単独作ではソーに続いて二番目に好き。
キャプテンと言うと、どうしても続編のウィンター・ソルジャーや、シビル・ウォーに目が行きがちだが、個人的には1作目が一番好きだ。
タイムライン的にはMCU最古の物語になる本作はもやしっ子スティーブ・ロジャースが如何にしてキャプテン・アメリカになるかが描かれる訳だが、その方法たるや、実にシンプル。
簡単に言えばレンジでチンするだけw。
たったそれだけでもやしその物だった彼の身体はソー並のムキムキマッチョになれるのだ。
だが本作で大事なのは、ムキムキマッチョになって、悪者を盾でガンガン倒すことだけではない。
重要なのは主人公スティーブ・ロジャースの人間描写。
物語序盤からすでに、身体がガリガリで貧弱にも関わらず、戦争を終わらせんと、闘志を燃やしているのだ。
たとえ、兵士の募集で何度不合格にされようとも、自分よりでかい男にボコられようとも、訓練がキツくても、何度でも立ち上がり、絶対に諦めない。
そう、スティーブ・ロジャースは身体は弱いが、すでに不屈の闘志で立ち上がる立派な「ヒーロー」だったのだ。
ここが他のヒーローと決定的に違う所であり、彼の最大の魅力だと思う。
個人的に面白いと思ったのがここらへんがソーと対になってる所。
ソーは最初からパワー全開だったが、彼はヒーローになるための心構えが足りなかった。
一方でスティーブは心構えはヒーローその物だが、弱すぎる身体が災いして、思うようには中々行かない。
力、心、どちらも必要不可欠。
大事な物を兼ね備えてやっと立派なヒーローになり得ると言うのをこの二人が青臭くなく教えてくれるからこの2作品はフェイズ1でも個人的にお気に入りなのである。(まぁ、人によればそこが青臭く写ったり、微妙なのかも知れんが)
ようやく力を得ても、前線に出してもらえなかったり、国の回し者にされたり、大佐に嫌味を言われたりと何かと気苦労が絶えないが、それでも、上の命令を無視して親友バッキーを救おうとしたり、その親友が崖っぷちから転落して悲しみに暮れても、突き進む彼の行動力溢れる男気っぷりには惚れ惚れする。
アベンジャーズのリーダーは彼をおいて他にいないのだ。
最もグッと来たシーンはやはり最後のレッドスカルとの戦いを経てのキャプテンの自己犠牲だ。
機体が激突し、無線が途絶えても涙ぐみながらスティーブの名を呼び続けるペギーが何とも切ねぇ…。
でも、あなたとのデートの約束を決して忘れたり、不意にするような不真面目なやつではない。
たとえ70年も経とうが。
スティーブ・ロジャースとはそういう男だ。
エンドロール後、駒は全て揃ったと言わんばかりにアベンジャーズの特報映像が映画の最後に組み込まれる。
この映画を観終わった頃にはすっかり、シリーズの虜になっていた自分がいた。(5、6年前の話ね)
追記
キューブの力でレッドスカル消えていったけど、彼は今いずこに?
あと、トミー・リー・ジョーンズがうまそうにステーキ食うシーン、あれ観てると腹減るわ。
特に盛り上がる瞬間がなかった。
個人的に、盛り上がるシーンや、すごく笑えるシーンなどもなく、淡々と終わった印象です。
肉体改造前の、弱くても心の強さがあるところは素敵でしたが、肉体改造後にはそれの描きが弱かったような…
なんだか盾を投げるたびに見ていてヒヤヒヤしました。
あまりカッコいいとは思えなかったなぁ。
てか、レッドスカルの最期、ドジすぎませんか?
すごくショボかった。。(笑)
切ない序章
マーベル作品ちょいちょい見てるけど
そんなに熱をもってみてないせいか
順番バラバラやし飛ばし飛ばしで
このままアベンジャーズ見るのはちょっとな…ということで
きちんとみようと思ってかりた1枚目。
キャラのせいか派手さはないけど
何もしらなくてもそれなりに楽しめたから
よかったってことじゃないかな。
にしてもアベンジャーズまでの序章感がはんぱなくて
序章にしてはお金つかってるーぅ!っていう配役で
アメリカのすごさを別の意味で感じたw
最後女性目線で見るとすごく切ない。
I can do this all day. 「アベンジャーズ」へ向けたMCU第5弾!
原作アメコミではキャプテン・アメリカはアベンジャーズの中心人物になります。日本では無名でもアメリカでは人気のあるキャラクターで、原作でキャプテンが死んだ時にはテレビニュースになるぐらい有名なキャラクターです(原作の「デス・オブ・キャプテン・アメリカ」。日本発売あり)。この作品「キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー」では、次の大作「アベンジャーズ」へ向けてキャプテン・アメリカを上手く紹介しています。
実はこの映画、アメコミアクション物と思いきや、キャプテン・アメリカ(以下キャップと表記。)をじっくりと紹介するための作品です。先ず、もともと貧弱だけど正義感の強いスティーブ・ロジャースを約30分かけて紹介しています。博士が「強くなっても君のままでいてくれ」というセリフにスティーブの人柄が含まれています。次にスーパーソルジャーになってからガンガンアクションに行くかと思いきや、アメリカの国債を売るためのプロバガンダに使われ舞台経験を積みます。このパートを挟む事で今後キャップが人前での演説が上手くなっている事に説得力を持たせているのです。そして、ついにアクションシーン突入するも結構サクサク進み途中は早回し。バッキーがいなくなるシーンは今後の重要な前振りになるので必須でしたが、最後の宿敵レッドスカルとの一戦も結構あっさり目。原作ではあれだけキャップのライバルだったのにあっけ無さすぎるーー‼
でも、この作品でアクションより重点を置いてあるのがキャップの人柄を紹介する事でしょう。ぶっちゃげ大してアクション重視してないですしね。今どきではないヒーローが純粋にヒーローだった頃を思い出させてくれるキャップは、昨今の小難しいアメコミ作品の中では逆に貴重なのではないでしょうか?確かにアベンジャーズへと続ける為の作品ではありますが、真っ直ぐな正義に燃えるキャップを是非堪能していただければと思います。
さぁ、次はいよいよ「アベンジャーズ」だ!
PS. 良く見るとドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でマージェリー・タイレルを演じてたナタリー・ドーマーがキャップにキスするだけの役で出ててビックリです!
Mottainai映画2
『マイティ・ソー』と同じで『アベンジャーズ』をやるために急いで作ったって感じがしますね。
昔の時代のはずなのに、レーザー銃がでてきたり、ストームトルーパーのような敵兵が出たりと、萎えます。
アクションはCG多様でつまらない。
それにそのCGもひどい。
評価できる点は
キャプテンアメリカのスーツをこだわりにこだわった所。
スゴくかっこいいです。
盾も鮮やかできれい。
コズミックキューブの話じゃなくて、もっとリアリティある感じにしてほしかったですね。
次回作『キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー』は現代で、しかもリアルな感じになっているので期待大
本作は本当にMottainai作品
● 俺はキスしないぞ ●
当初の目的は、トミーと『アベンジャーズ』への予備知識として。
でも面白かった〜。
アメリカでは『キャプテン・アメリカ』のアメコミは有名なんですね。
全く分からない…
『アイアンマン』の様に、色々な武器を使うのも好きだけど、盾1つで戦う(銃も使用)のもシンプルだし、協力する所が人間らしいヒーローで良いですね。
最後のペギーとのやり取りに、ジーンときます。
それにしても良い体だわ〜。
マッチョ好きですが、クリスは顔が綺麗過ぎて、好みから少し外れます(笑)
分かりやすく楽しい!!
ヒーロー物でお馴染みの弱い主人公が急に強くなり悪と闘う!!分かりやすい!!
自分は難しい映画があまり得意ではないのでこうゆう映画は好きです☆
アベンジャーズを見るためにも是非見てください!
序章って解って観ても面白かった。
偉大なるヒーロー大集結作品「アベンジャーズ」の序章に当たる作品なのだけども、正直、期待してなかった。
だけどすごく面白かった。
劇場ではもちろん、3Dだったんですが2Dでも全然大丈夫、CGばっちりでしたよ。
ストーリーはもちろん、荒唐無稽で(最後のシーンももちろん)すがヒーローに憧れるガリガリ君が、本当のヒーローになるって良くあるパターンです。
でも本当は強い正しいこころが大事なんだよって、テーマがシンプルに語りかけてくれます。
本当にピュアな悪役VS善玉って絵図らは王道っすね。
途中で「マイティーソー」のアイテムも出てくるし、知らないとなんのこっちゃって感じですがもう、本当に「アベンジャーズ」待てない!
正直、なんかごっちゃ混ぜになって、少し、心配なのですが、興行収入すごいっって聞いてますのでとにかく楽しみ。
やっぱさ、男って悪と戦うヒーローって永遠に好きなんです。
(例え、おっさんでも・・)
早く観たいよー!って思います。
でも、皆さん、この作品観て予習しておきましょうね。
おもしろかったです。
試写会で2D、劇場で3D吹き替えを観てきました。
基本的には主人公がヒーローになるまでをじっくり描く最近ありがちなアメコミ映画と同じですが、その分主人公であるスティーブのことがよく描けていたと思います。
肉体改造が済んだ後、戦場には行かずマスコットにされるわけですが、その時着ているコスチュームが原作通りの全身タイツ姿であるなど、原作ファンへのオマージュもバッチリでした。
映画のコスチュームを纏って、戦場に出てからは主用武器であるシールドを使うわけですが、壁に反射させて敵を倒すなど工夫が凝らされていていましたし、基本肉弾戦なので『アイアンマン』『マイティーソー』と違いCGに頼っていない点も良いですね。
そして最終決戦では秘密兵器満載のバイクに乗って単身敵基地に乗り込み、果ては巨大空中爆撃機での監督のジョー・ジュンストンの名作『ロケッティア』を彷彿とさせる空中戦が見られるなど、テンション上がりっぱなしでした。
キャストも主演のクリス・エバンス、トミリー・ジョーンズなど見事にハマっていましたが、一番はなんといってもレッド・スカルを演じるヒューゴ・ヴィーウィングですね。他の役者さん完全に喰っていました。さすがは元エージェント・スミス。
原作を知らないと楽しめない部分もありますが、知らなくても十分楽しめる映画です。まだ迷っている方は観ておくことをお勧めします。
心根優しい正統派。
実写版の映画を観ていて、子供が持ってるフィギュアが彼だったり、
彼女が訪ねた彼氏の部屋にも、そのフィギュアが飾ってあったりと、
もう米国万歳的なネーミングと共に知名度も抜群のヒーローである。
が、これといって思い入れのない私にはどうにもこのヒーロー君が
(ホントにいい子なんだけど、いい子すぎちゃって)
正義感以外に全くクセがないから、なんかこう当たり前すぎちゃって。
面白い面白くないというより、どうも…普通だなぁ…という感じなのだ。
演じるC・エヴァンスの、あの見事なまでに貧弱になった身体^^;を観て、
ホントに最近の技術は凄いなぁ~と感嘆する。どちらかというとあの頃の
スティーブがとても愛らしく感じられる。スーパーソルジャー計画で、
ムッキムキのいつもの彼の身体になるんだけど(これはいつも観てるから)
あんまり感動はなく、さらに博士が殺され頓挫してしまうこの計画後は、
マスコットキャラとしてあの衣装を着せられて軍のPRをさせられる始末。
不本意だ~ホントに可哀相だった。それでも愛国心の強い彼は頑張った。
アイアンマン父に(嬉!)盾と同じデザインのスーツを作って貰ったりして…
戦争で人を殺すのではなく、仲間を助けるんだ!ってホントに米国人?
だから武器は盾なんだし…。もうホント、もやしっ子万歳!で泣ける~。
というわけで。。
なんかこう、真っ直ぐに育った正義の塊ヒーローが活躍するこの作品。
かなり淡々と話が流れていくので、ググッと盛り上がる瞬間が少なく、
レッドスカルとの対決やその他の攻防戦も盾一つでアッサリと解決!!
あそこまで無敵だと却って空恐ろしい気もする私の方が異常だろうか。
女性にも奥手で(H・アトウェル綺麗だった)大佐にはあのボス(トミー爺)
アベンジャーズへの期待が高まるように作られた?予告版3D大作かな。
(あのヒトもこのヒトも登場するエンドの予告が一番楽しめる)
ちなみに3Dの効果はまったく感じられず…そろそろ勘弁して下さい^^;
(私にはC・エヴァンスといえば、F4のヒューマン・トーチ役なのよねぇ)
「アベンジャーズ」予告編第3弾
「アイアンマン2」「マイティ・ソー」に続く、「アベンジャーズ」の予告編第3弾…という印象です。ようやくここまできました。
「弱さを知っているからこそ力の価値がわかる」みたいなセリフは良かったです。最初から強いオレ様から改心したソーとは、そのへんが対照的で、「アベンジャーズ」での絡みも面白いですね。あとはかなりスタークのお世話になっているので、トニー・スタークとの絡みも。
ということで、やっぱりどうしても“「アベンジャーズ」でどうなるか?”を気にしながら見てしまいます。
まあ、そのへんはもう分かった上で見てるんでいいですけど。
1本の映画としては、どうしても評価が難しく、「アベンジャーズ」が「ああ、キャプテン・アメリカ(とかマイティ・ソーとか)も見ておいたおかげですげー楽しめた!!」と思える作品になっていることを願います。
アベンジャーズの始まり
マーベルの普通の作品
いつも通りでマーベル好きは楽しめる映画になっている。
アイアンマン、マイティーソ、キャプテンアメリカ
アベンジャーズのビッグ3が映画化されて、
それぞれの作品でアベンジャーズの映画を匂わせていたが、
キャプテンアメリカのエンドクレジット後にようやく、
アベンジャーズのトレーラが流れる。
日本では2012年8月公開予定らしい。
キャプテンアメリカは3Dで観たが、
3Dを前面に出した映画作りになっていない為か、
3Dの技術が向上した為か、
今までの3D映画と比べて観やすい映画だった。
3Dはコンテンツが限られると考えていたが、
この映画を観て、少し考えが変わった。
飛び出すという3Dを売りにしないで、
現実世界と同様にみせる3Dなら間口が広がりそうだ。
ただ、目が疲れる。
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