「サブプロットを多く作りすぎて、メインが弱くなってしまった」アイアンマン2 広谷賢次さんの映画レビュー(感想・評価)
サブプロットを多く作りすぎて、メインが弱くなってしまった
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ロバート・ダウニー・Jr.の魅力に負うところが大きい本シリーズ。第2作もダウニー・Jr.の魅力は全開だ。が、敵が意外に弱く、第1作と比べると面白さは半減。ダウニー・Jr.対ミッキー・ロークという敗者復活者同士のバトルに期待し過ぎると肩すかしをくうでしょう。ストーリーも、トニーと父親の過去やら、ボンクラ科学者の暗躍、「アベンジャーズ」絡みのネタ、秘書との恋愛など盛り込み過ぎで、メインのミッキー扮する鞭男との対決が自然とかすんでくる。アクションも物量に頼った演出が目立ち、典型的なハリウッドのパート2映画になってしまった。
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