ヒックとドラゴンのレビュー・感想・評価
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原作の本は児童文学。お互いを理解し合う大切さが込められた映画
島に住むヴァイキングと、その村を襲うドラゴンのお話です。
ドラゴンは敵であり、それを倒せる強いヴァイキングが良しとされている島
その中で、カなく弱いヴァイキング扱いを受けている主人公の少年ヒックは、敵であるはずのドラゴンと少しずつ歩み寄りお互いの気持ちを理解し合っていきます。
そして、絆を深め合っていく中でドラゴンが村を襲っている理由も分かります。
長い年月をかけて積み重ねられた島の常識に対して、どう変わっていくのかが見どころです。
起こっている物事や周囲の人の行動に対して、人は自分の経験から良し悪しを判断しがちです。
ただ、その背景に興味を持ってお互いを理解すれば、視野が大きく広がります。
児童向けの本が原作ではありますが、大人にもぜひ観ていただきたい映画です。
爽快でした!
ヒックとドラゴン、タイトルに惹かれて視聴。内容は最後までまとまっていて面白かったです。見てるとヒロインはドラゴンかと思いましたが、そんなわけ無かった。普通に人間でした。女の子も可愛かったし、ドラゴンと飛ぶ映像は迫力ものでした。
民族間の戦争
ヒックは非力なため、自作の武器で最強のドラゴン“ナイト・フューリー”を仕留めたはずだった。落ちたドラゴンを探しに行くと、自分が傷つけたドラゴンが空を飛べずにもがいていた。なんとなく介抱するうちに仲良くなり、しかもドラゴン退治のトレーニングでは不思議な力で凶暴なドラゴンをなだめることが出来るようになっていった・・・
ベテランのバイキングたちはドラゴンの巣を破壊するため旅に出たが、ヒックはトゥースに前人未到の巣へ案内してもらったのだ。ベテランたちが帰ってくるとヒックがドラゴンを殺す資格を与えられた。しかし実際にはペットを手懐けていただけなので、父親は失望。トゥースに案内させてドラゴンの巣へ向かう。
大ボスであるドラゴンは女王蜂のような存在だったことに驚き、他のドラゴンは働き蜂のようなものだったのだ。大ボスはとてつもなくデカい。でも他のドラゴンは愛嬌があって楽しい。ボスドラゴンを退治して、みな嫌っていたドラゴンを操り、ドラゴンライダーになってメデタシメデタシといった具合。
親子の絆をメインとした子供向けであると同時に、民族間の戦争をイメージしてあり、考えさせられる。相手を殺さずに平和解決!
敵だと思ってたドラゴンは人間が攻撃するから敵になっていた。人間のエ...
敵だと思ってたドラゴンは人間が攻撃するから敵になっていた。人間のエゴを感じる。
またドラゴンの巣を見た時、ドラゴンが人間の食料を漁るのはボスに提供するためだったのだとわかり、その設定に驚いた。
力ずくでドラゴンと戦うのではなくて、心を通わせて仲間にしてしまった主人公こそが本物のバイキングだ。
終盤で村人たちもドラゴンの仲間になった時はほっこりした。
自分の中ではアニメ作品最高傑作
映像表現、ストーリー、キャラクター描写、どれをとっても文句の付けどころがない傑作。
ドラゴンの飛行シーンなんかはアニメならではの表現だし、
実写に全く負けていない迫力と爽快感が素晴らしかった。
「完璧」を求められがちな社会ですが、
周りと違ったって、ちょっとくらい何かが足りなくたっていい。
誰かと補いあうことで、誰にもできなかったことができるかもしれない。
そんなポジティブなメッセージを感じました。
子どもにはもちろん、ある程度の人生経験を積んだ大人でも心に刺さる傑作です。
面白い
純粋に面白かったです。ストーリーもはっと思わせてくれる内容でした。何回でも見れます。どのドラゴンも愛嬌があるように描かれていて可愛かったです。日本でそんなに話題にならなかったのが残念でした。色んな人に見て欲しい作品です。
個人的にはトイストーリー3より断然好き
アカデミー長編アニメ賞では惜しくもトイ3に負けてしまった本作ですがアニー賞の長編アニメ賞は本作が受賞しています。
本作の監督が過去に作ったリロ&スティッチとも共通するグロテスクだけど可愛らしいドラゴンたちと意外にもハードなストーリーが魅力です。
またモンハンやりたくなっちまう
コミカルのようで、凄い迫力のあるドラゴンの数々!!
見ていてモンスターハンターにドハマりしていた頃の気持ちが蘇ってきたw
飛行シーンがとにかく気持ち良かった!
でも素手の拳でドラゴン殴り倒すヒック父のデタラメな強さがツボだった(笑)
ヒロインの娘がもうちょい可愛けりゃ満点だったな〜
ドラゴン=猫
ドラゴンの習性(特にトゥース)が、猫であることから、自然と可愛く見えてくる。そのおかげで、一気に感情移入。トゥースを乗りこなしたシーンは、アバターでバンシーを乗りこなすシーンと同じくらいの爽快感。まとめ方に若干の強引さはあるものの、終わってみれば、いい映画観たと素直に感じられた。
ファンタジーではあるがドラマ性は最高
CGの映像技術も素晴らしいがちゃんとしたドラマがこの作品の評価を思いっきり上げていると思います。
少年とドラゴンの成長を観るだけでも楽しめる良作。
少年の身体が欠損することに違和感を感じる方もいるみたいだけれど、無意味に人が死ぬ映画など山ほどあるのだから。
ただし、この主人公ヒックにはお手軽に何も失わず、なんでも出来てしまう物語は訪れない……紆余曲折あってのドラマ。
子どもがいるなら子どもと一緒に観てほしい。
「恐い」と言う子もいるだろうけれど、この「恐い」も必要で真面目な「恐い」と思う。
ホラー映画見せる訳じゃないから家族で是非観て、子どもの反応を見るのも一興。
もちろん、大人でも充分に楽しめる。
何度でも見れる
なんでこの映画を今まで見なかったんだろうと軽く後悔しました。すごく良くて、何度見ても面白くて、一回のレンタルで6回ほど見てしまいました。字吹きどちらでも楽しめますし、子供から大人まで楽しめる王道ファンタジーだなって思います。特にトゥースが本当に可愛くて、最初不細工なドラゴンだななんて思ってたのに、仲良くなってからがたまりません。行動のひとつひとつが可愛すぎます。音楽もかなりよくて、また主題歌がJonsiでそこも良かったです。もっと有名になっていい作品だなって思います。
ひ弱な少年とドラゴンの 冒険ファンタジー
冴えない気の弱いバイキングの少年ヒックと
ケガをして飛べなくなってしまったドラゴンのトゥースとの
心温まる 冒険ファンタジーです。
ヒックの作った装置で撃墜され、上手く飛べなくなってしまったナイト・フューリーのトゥース(トゥースレスの意)。
これで 父ストイックに認めてもらえると喜んでいたヒックだったが
トゥースに自分の姿を重ね合わせ、放っておけなくなってしまったヒックは
トゥースの好物の魚を毎日運びながら、その距離を縮めていった。
ドラゴンとバイキングは、昔から敵同士だったけど
ドラゴンの本当の姿を知ったヒックは、戦う必要がないことに気づく。
しかし、バイキングの長である ヒックの父 ストイックは
捕らえたトゥースを利用してドラゴンのいる洞窟へと向かうが・・・。
チョッとした感動がアチコチにあるので、ふとした場面で 何度か涙が出てしまいました。
台詞回しもドリームワークスらしく面白かったですね。
元々ドリームワークスは好きなので期待して劇場へ行きましたが、期待通りでした。
ドラゴンの手なづけ方
邦題は単純ながらも原題をそのままにせずに日本テイストにしてていいですね。原題そのままだと、ドラゴンの手なづけ方、って感じになるでしょうか。それよりは、ニックとドラゴンがいいです。
ストーリーは、子供向けらしく、かなりシンプル。トゥースが猫みたいでかわいくて、楽しい気分になるので、その分が上乗せされて面白く感じる。
あと、普通の子供向けアニメではない、主人公の人体欠損がある。でもこの事によって、それぞれの弱点を上手く補完して、コンビとして強く結ばれるってところが面白いかな。
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