「原作の本は児童文学。お互いを理解し合う大切さが込められた映画」ヒックとドラゴン 野寄聖統☆オーナーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
原作の本は児童文学。お互いを理解し合う大切さが込められた映画
島に住むヴァイキングと、その村を襲うドラゴンのお話です。
ドラゴンは敵であり、それを倒せる強いヴァイキングが良しとされている島
その中で、カなく弱いヴァイキング扱いを受けている主人公の少年ヒックは、敵であるはずのドラゴンと少しずつ歩み寄りお互いの気持ちを理解し合っていきます。
そして、絆を深め合っていく中でドラゴンが村を襲っている理由も分かります。
長い年月をかけて積み重ねられた島の常識に対して、どう変わっていくのかが見どころです。
起こっている物事や周囲の人の行動に対して、人は自分の経験から良し悪しを判断しがちです。
ただ、その背景に興味を持ってお互いを理解すれば、視野が大きく広がります。
児童向けの本が原作ではありますが、大人にもぜひ観ていただきたい映画です。
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