シェルブールの雨傘のレビュー・感想・評価
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カトリーヌ・ドヌーブが美しい
台詞がすべて歌になっているので最初は違和感を覚えるが、次第に映画の中にぐいぐい引き込まれていく。特に感動のシーンが2つ。一つは、彼が戦地に行ってしまう前の別れの場面だ。あの有名な主題が流れ、思わず泣けてしまった。もう一つは最後のガソリンスタンドのシーン。二人どちらも生きていて、納得して結婚して一見幸せそうだ。でもなぜか涙が流れてくる。男性側から見て、元の彼女が幸せなそうな家庭を築いているは本当は辛いだろうな。登場人物みんないい人なのが、一層切なくなる。このラスト、映画の冒頭が雨なのに対して、雪になっていて、バックに流れるミシェル・ルグランの音楽と共に切なさにいっそう拍車がかかり、止めどなく涙が流れてしまったのを覚えている。
この頃のカトリーヌ・ドヌーヴは、まだ綺麗というよりも、かわいいといった表現の方が良いかもしれないが、この映画にはぴったりの役柄だ。ブリジット・バルドーだったらミスキャストになっていたでしょうね。
今愛している人と、永遠に結ばれるわけではないこと。
環境の変化でいくらでも運命が変わることを教えてくれます。
気になったのは、カトリーヌの恋人、元恋人役の俳優さん。戦争から帰還した前後で、雰囲気変わりましたね、色っぽさが増したというか。髪型、表情、姿勢、何が印象変えたのかはわかりませんか、確実に変わっていました。語弊を招くような言い方ですが、戦争で一皮向け、それを、彼は体現してたとおもいます。
カトリーヌは近年「しあわせの雨傘」という傘を題材に映画にでましたね。
こちらが悲劇なら、あちらは喜劇でしょうか。比較し見ても面白いですね。
1964年制作ってすげえな
全編のセリフが歌っていうかなり凄い作り。
観るまで知らなかった。
ミュージカルはその歌が最重要だと思うけれど
ルグランの曲とフランス語の響きはこれ以上ないというマッチング。
カラフルな色使いも鮮やか。オシャレ過ぎる。
ラストはフランス映画らしいほろ苦い幕切れ。
カトリーヌ・ドヌーブが美しい。
難しいこと言わずに綺麗な女優を見てればいい映画かな。
綺麗な映画
なぜ私はあの時死ななかったのかしら
心底愛している男性が兵役で2年間アルジェリアへ。
あなたがいないと生きていけないわ。行かないで。私を一人にしないで。
彼の忘れ形見がお腹の中ですくすく成長する中、だんだんと薄れていく彼の面影。
何故、人は忘れるのだろう。
あんなに愛していたのに、何故忘れてしまうのだろう。
大丈夫。時間が解決してくれるよ、と優しく切なく背中を押してくれた作品。なんだか勇気が出た。
ドヌーヴのバックに写ってる黄色い人は監督のジャック・ドゥミ☆
素敵な作品を遺してくれて、ありがとう!
ドヌーヴ美しい人
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