「全てをメロディアスに言う戦時中の恋愛物語」シェルブールの雨傘 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
全てをメロディアスに言う戦時中の恋愛物語
ジュヌヴィエーヴに扮するカトリーヌ・ドヌーヴの歌いながらの表情が凄い。音量をゼロにしてみればカトリーヌ・ドヌーヴが抜群の演技していることがわかる。
全ての登場人物が徹底的に普通に台詞を言わず、たとえ“ウィー”の一言であってもメロディアスに言う。BGMとの重ね方もユニークである。
ストーリーは上品な恋愛物語。
構成は三部のあとにエピローグで締めくくる。
兵役を除隊となって帰還したら結ばれてハッピーエンドというパターンではない。悲哀と妥協の末の幸福について描く作品で、戦時中は実際にこのようなケースも少なからずあったのだろう、などとロマンを感じる。
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LaLaさんのコメント
2024年9月8日
Don-chanさん
こんにちは
ご無沙汰しています。
共感をありがとうございます(´▽`)
入院&手術していたので
こちらは 留守に・・・
さて、全編音楽(セリフ)という
作品でしたね。
カトリーヌさんの美しさは格別です。
今は貫禄あるけれど
この頃は キュートですね。
(´▽`)
時代的 悲恋物語でした。
ラストシーンが切なくて・・(涙)