劇場公開日 2009年9月12日

「岸谷五朗監督は、欲張りすぎた」キラー・ヴァージンロード りりーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0岸谷五朗監督は、欲張りすぎた

2009年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

監督は、「嫌われ松子の一生」を気にしていたのかな。
やりたいことが、たくさんありすぎて、詰め込みすぎた作品。

冒頭のヘンタイの登場で引いて。
歌とダンスで「ミュージカルなんかい??」とひいて。
いきなり、この場面で、好みが分かれそう。
前半のストーリー運びのテンポが悪くて、期待はしていなかったものの、失敗だったかな~と思った。

でも、後半は、テンポ良くおもしろ、おかしく、良くなった。

登場人物一人一人のキャラと、それを演じる俳優さんがすごく良いので、もったいない。

上野樹里さんの泣き声、木村佳乃さんのコワレぶりも、良かった。

伝えたいことは、ちゃんと登場人物が言っているので、わかりやすい。

全体的に、中途半端感は、ぬぐえない。
あと、もう一発パンチがあれば、良かったのにな。

りりー