アラビアのロレンス 完全版のレビュー・感想・評価
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映画館で見るべきサイズ
砂漠のど真ん中、陽炎が立ち上る中から…来る、何かがくる!このシーンだけでも見る価値あり。いま「午前10時の映画祭」でどっかでかかってる所があると思うので、ぜひ映画館で!ってもっと近くで上映して。できれば全国公開して。お願いします。このサイズが映画。
アラビア砂漠の厳しくも美しい映像美と風景!大人になって初めて判る面白さの数々。
昨日、NHK BSプレミアムで観ました。
二十年前くらいに、地上派アナログ放送で観たことがありますが、今回はBSで観た完全版であり、我が家のテレビも今年の夏にデジタル放送対応の最新式テレビに変わったばかりなので、この映画の映像の美しさに圧倒された四時間となりました。
私は、1993年にエジプトを添乗員として案内したこともあり、トルコやエジプトなどのヨーロッパ、アフリカ、地中海付近における政治背景や社会情勢、歴史的な認識なども少しは理解出来るような大人になりました。(笑)
トルコ軍に捕まった際にロレンスが受けたのは何だったのか?
本当の意味が今なら判ります。
ブルーの瞳に何が見えた?
映画は見るべき時に
新宿のタイムズスクエアでみた。スクリーンでは、はじめてだ。
子供の頃からこれまで、TVモニターでは4:3のサイズにおさめるために、台詞ごとに不自然にカット内でパンされる洋画劇場をはじめとして、レンタルVHSでは何度も。冬には『アラビアのロレンス』を夏には『ドクトル・ジバゴ』といったふうに。完全版も購入したりして。(ちょっとした大人買い)
TVでは、インターミッション前の広大な砂漠のシーンに圧倒されたものが、スクリーンでは、逆に後半の暗澹たるロレンスの心理がより詳らかとなった。
ニュー・プリント版ということでアレック・ギネスのアイシャドウがキツ過ぎる(これは成瀬巳喜男作品の高峰秀子のメイクにもいえる)という瑕瑾は、誰のせいでもない。当時の撮影と映写では、高峰秀子の鼻筋に白く線を入れなければ鼻に見えなかったのだ。
ファイサルもまた。
映画館での同時代体験は何物にも換え難い。
このことだ。
アラビアのロレンス
文句無し
決して長くは感じない。
何度観ても その度に新しい発見があり、深くなった自分に出会える作品!
映画史に残る傑作というか 誰もが認めるデビッド・リーンの「アラビアのロレンス完全版」が正月映画として新宿のテアトルタイムズスクエアで12月20日から上映されますぞ!
これは もう涙モノ!
DVDでしか観られなかった完全版ですからねえ!
しかも 今回は初のデジタル音響だとか・・・
この作品ほど自分が年をとりながらも観るたびに新しい発見がある作品はないわけでして、要するに いくつになっても成長している(?)自分に出会える作品でもあるわけです。
先日の新宿プラザ劇場の閉館イベントで再見した「ベン・ハー」もある意味ではそうでしたが、これはもうその教科書ともいえるしかも映画らしいスペクタクルな映画です!
今、都内で大劇場といえば新宿ミラノ座ぐらい!
スクリーンの大きさだけでは 豊洲のユナイテッドシネマの10番スクリーンが幅22.6Mで 現在では日本最大らしいですが、アイマックス仕様のスクリーンをそのまま利用している今のテアトルタイムズスクエアのスクリーンで イベントではなく 通常上映でこの作品が観られるなんて!
70ミリプリントではなくてもスクリーンに対して 中段のど真ん中に座って観られる急傾斜ですから これはもう二度と経験出来ない鑑賞の仕方ですぞ!
モーリス・ジャールの音楽と共に あの悠久の砂漠の世界にひと時連れて行ってくれるのは必至です!
関東に住んでいる人は絶対にこの機会を見逃して欲しくないです!
さらには地方に住んでいる方も この正月は金を払ってでも上京する価値があるというもの!
嘘はいいません!
この作品を未見の方は この機会を絶対に観逃さないでくださいよーー!
一生後悔しますよーー!
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