BALLAD 名もなき恋のうたのレビュー・感想・評価
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当時の人間の雰囲気が、出ていないと感じた
名もなき者たちの、生(せい)の証
DVDで3回目の鑑賞。
原案アニメ映画(映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦)は鑑賞済み。
原案も好きだが、実写版のこちらもかなり好きな作品だ。身分違いの恋、名もなき人人の生(せい)に涙が止まらない。
たとえ歴史に名を残していなくとも、今を生きる私たちが彼らの生きていた証(=繋げられた命)ではないだろうか。
追い打ちで泣かせに来るalanの主題歌も大好き。
ふと思ったが、山崎監督は「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」の両方をつくった唯一の監督さんなのでは?
変だと思った人が変なのだろうか
大沢たかおさんのブームが来ました(私だけではないはず)。
敵の大将である大倉井高虎を演じているので、彼を見たいがために今作を視聴する人がいるのではないでしょうか(私もそのひとり)。
クレヨンしんちゃんのファンにとっては、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002年公開)をベースにした実写映画ということで興味があると思いますが、期待するとガッカリすると思います。
SF要素について...
実写版でタイムスリップする場合はリアルさが必要。今作はギャグマンガのように適当な描写です。せめて(小日向文世さんでも吉岡秀隆さんでもいいので)博士が登場して時間移動に言及する場面が少しでもあれば説得力があったかもしれません。
恋愛要素について...
廉姫(新垣結衣)が画面の奥から手前に走ってくるところまでは良かったです。
その他...
全体的に迫力も生活描写も不足していて、出演者の魅力も引き出せてません。
帰りはなぜかすんなり現代に戻ってきて、もう二度と戻らないことを確信している家族の様子が不思議というか違和感があります。
どう考えたってタイムスリップって変だよね、ついでに言っちゃうと戦国時代も変だよね、と山崎貴監督は言いたいのかもしれません。
若い頃の大沢たかおさんの一騎討のアクションが唯一良かったです。
アニメ版はどうしようか
茶番なラスト
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ガキがタイムスリップして信長の時代へ。
そこで武士の草ナギと知り合い、仲良くなる。
で未来から来たって堂々と言う。物を持ってたので信じられる。
で何か意味わからんけど、現代と手紙やり取りしたり、
両親が何をどうやってその方法を知ったんか知らんけど、
自分らも車ごとタイムスリップして来る。
草ナギの国には姫がいて、実は草ナギと相思相愛だった。
が、隣国の殿様がその姫と結婚させろと言ってきた。
ところが、ガキの両親の話から、自分たちが歴史に名を残してない
ということを知り、それなら無理せず自由に、と思って結婚を断る。
怒った隣国が攻めて来て、最初は不利な戦いだが、
両親が車で突進して形勢逆転、草ナギと敵ボスの一騎打ちとなる。
当然草ナギ勝って首取ろうとするもガキが止めて、許す。
さあハッピーエンドで姫と草ナギが再会、結婚へ。
って思ったら突然銃で撃たれて草ナギ死亡。現代人3人は帰った。
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まあ全体にシュールな感じのする作品。ラストまでは。
ほとんど都合よく話が進み、コメディやからいいかって思ってたら、
最後の最後でアホみたいな結末になった。
草ナギを何で死なすんかがようわからん。
普通にコメディで普通にハッピーエンドでええんちゃうの?
どうせ内容のない映画なんやが、それに徹したらええのになあ。
しかも誰が草ナギを撃ったんかもわからず仕舞い。
そんなの、シナリオがしっかり練られてないだけやん。
とにかくどうでもええから最後は草ナギを殺して、
お涙頂戴しようという安易な目論見が見え隠れしてしょうがない。
草彅剛と新垣結衣が織りなす感動作
クレヨンしんちゃん原作
2002年の「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」を原案、ジャニーズ事務所の草彅剛主演、これで時代劇ファンはドン引きするのは間違いない(苦笑)。そして時代劇を毛嫌いしてる今の若い子はなんとなく興味を持つに違いない(苦笑)。そして結論は意外と面白い作品。要はタイムスリップだからSFな訳でベースは戦国時代のオマージュかな。
最初は映画版クレヨンしんちゃんを実写映画化と聞いて直ぐに呆れた。草彅剛主演だからジャニーズ映画としては成功するだろうが…。とりあえず駄目元で見て驚愕。 意外と面白い。というかユーモアあり感動ありのエンタテイメント作品である。
オリジナル(つまりアニメーションのクレヨンしんちゃん)は最悪だったが、 こっちはジャニーズ事務所が監修してるせいかそれなりに面白いし感動もする。草彅剛が屈強な侍というのも面白い。
普段はいいひとを演じてるし、 木村拓哉の結婚による体制変更と草彅剛容疑者逮捕劇、 波乱万丈なSMAPでも草彅剛のポジション(いいひと)だけは変わらない。 というかジャニーズ事務所の方針で今後もキャラ変更はないみたいだ。 そういう状態での今回の映画はなかなか面白い。
ちなみにしんのすけの役を子供店長の加藤清史郎か、 ジャニーズJr.の森本慎太郎(当時は子役)がやったらどうなったか興味深い。
時代のギャップを楽しむのにDVDの日本語字幕を付けると楽しさ倍増で推奨。
現代なら出来る事も当時は戦国時代だから出来ない当たり前に現代は何と有り難い時代なのかと感謝する。
クレヨンしんちゃんの方が上!
冒頭の夢に出てくる湖畔に佇む廉姫のシーンは『クレヨンしんちゃん』と同じ。さすがにギャグファミリーの野原家までは実写化が難しいのだろうか、カメラマンの父親(筒井道隆)と母親(夏川結衣)と息子の真一(武井証)はごく普通の家族。苗字も川上である。
最初に又兵衛が撃たれるシーンではしっかり弾の跡があったことに驚いた。そして、中盤まではしんちゃんのノリがないので全く面白くないのだが、合戦が始まる頃から徐々に面白くなってくる。城攻めに対するウンチクもさることながら、攻防の1日目が終わってから、皆で団らんするところ。真一の父がカメラマンであることから武士たちの記念写真を撮り始めたのだ。
春日の城は山城。石垣はないし、堀はあれども水は埋めてない。それでも大勢のエキストラによって迫力ある作りになっていた。そんなROBOTの特撮で一番気に入ったのが、序盤に出てくる囲炉裏で炭がパチーンと弾けるシーン。ほんのわずかだが効果抜群だ。
映画館で観たときには結構いいと思ったんだけど、オリジナルの『クレヨンしんちゃん』を観た直後だと、特に役者に劣化を感じてしまう。特に主役の二人は役者じゃないんだろうけど、まるでなってない。オリジナルでの廉の声・小林愛がいい雰囲気だった。脚本はといえば、“金打”が出てこないし、真一の書く文も縦書きだった。
オリジナルで気付いたのだが、泣ける映画というのは笑いなどで感情をくすぐっておいてこそ成り立つものだと。
クレヨンしんちゃんはいないけど
以前、クレヨンしんちゃんの映画は泣けるときいて
≪ うっそだ~~ ≫ って疑いながら見た映画で号泣した私です。
クレヨンしんちゃんの映画はそれしか見たことがなかったの。
それが [ アッパレ戦国大合戦 ] でしたしんちゃんしろ。
そして、そのストーリーをベースに作られた映画
“BALLAD~名もなき恋のうた~”
・・・を!見て来ました!
ちょうよかった!絶対いいと思ってたけど、やっぱりよかった!
ストーリーのベースがしんちゃんのあの話の上に
監督が三丁目の夕日の人!もう、ハズレなわけがないっ!!!!
中盤からほぼずっと泣いてました。。
話しってるから先も読めるし、あああああ・・・って感じ。
ネタばれにならないレベルでかけるなら、
大沢たかおの役はアニメより男らしかったです。
( アニメの役は嫌なイメージしかないけど )
あとガッキー可愛すぎ。
草なぎくん役ハマリすぎ。
そして子役の子(いま、会いにいきますの子)演技うますぎ。
なんか色々ぐっときました。
帰ってから買ったパンフ読みふけってたけど、
監督がラストサムライの現場を見学したときに、
日本人として悔しくなったって書いてました。すごくて。
日本人として撮りたくなったらしいです。
で、ストーリーを選ぶときに、
漫画、アニメ、小説なんでもよくて
その中から自分が一番好きな話…って思ったときに
しんちゃんの話が浮かんだんだってしんちゃん。
でもしんちゃんの映画はしんちゃんと又兵衛の友情が核だけど
今回の映画は又兵衛とれん姫の秘めた恋が核。
原作のここを削るって考えて
でも原作のファンでもあるからここ削るのはどうなんだ!?
みたいな葛藤があったって書いてた。
定番の戦国時代へのタイムスリップもの。またかと思いつつも、ついつい...
クレヨンしんちゃんの偉大さ
クレヨンしんちゃんって凄いなあ。
キャストみて改めて感じたのだが、
単純なミーハーな作品にあらず
タイムパラドックスラブロマンスを
真面目に描こうとしている
(描けているのではない念の為)
SMAPの草なぎ剛と新垣結衣の組み合わせ
って安くは無かったろうし、原作が
アニメでもいい作品はいいと言う世間の
評価がやっと追いついたと言う事かな。
わきを固める俳優も大沢たかお始め、
いい役者が揃っています。
ただ、原作に忠実なあまり、少し
スケールダウンは歪めない。
あれは基本的ギャグだから
真面目な部分がむしろ強調されて
心に刺さるから、よかったのにね。
真面目一辺倒で進むと、ちと、辛い。
悲恋ならもう少し、徹底的に悲しい
演出があってもよかったのにね。
大好きなガッキーがでてるので
+0.5としています。
全体的には平凡な作品かなあ。
本格時代劇と勘違いされる方がいそうですが、当然ですが、内容はあくまで、「クレヨンしんちゃん」です。
前に劇場で見たのですが、隣にすわった年配のご夫婦が、普通の時代劇と勘違いされていたらしく、「くだらない。」「なんだこれは?」などと話しているのが聞こえてきて、見づらかった。
この映画は、普通の時代劇と勘違いして見ていまう人がいると思いますが、当然ですが、内容はあくまで「クレヨンしんちゃん」です。
オリジナルは前に見たことあるけど、しんちゃんがすごくいい子になっていて、年代が小学生になっていること以外は、だいたいオリジナルと同じと思います。
最初は盛り上がりに欠けていて、見て失敗したかな?と思ったけど後半の合戦シーンは迫力があり、けっこうおもしろかった。
小国どうしの合戦など、映画ではあまり見たことがないので、規模か小さい分、逆にリアルでよかった。
あと、埼玉県民的に気になったのは国の名前です。
春日→春日部市 コシタニ→越谷市 イワツキ→岩槻市(現在さいたま市) 大倉井→わからないけど、地理的に考えて旧大宮市(現在さいたま市)のことではないのかな?
これらの市の間では、同じ県内だけれども、現実にライバル視するような傾向があります。(Jリーグの浦和対大宮みたいな感じ)
この映画は「のぼうの城」(2012年公開・埼玉県行田市の話)とセットで見ると、実際の内容以上に楽しめると思います。
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