「知略・策略が交錯する圧巻の最終決戦」レッドクリフ Part II 未来への最終決戦　しゅうへいさんの映画レビュー（感想・評価）

　"レッドクリフ" 二部作第２部。

　NHK BSﾌﾟﾚﾐｱﾑ「ﾌﾟﾚﾐｱﾑｼﾈﾏ」で２回目の鑑賞（吹替）。

「三国志」は横山光輝のマンガ版を読了済み。

　パート１でどんどん盛り上がった期待を裏切らない、知略の限りを尽くした戦いが展開する白熱のパート２であった。
「三國志演義」前半のハイライトである「赤壁の戦い」のシーンは、大迫力のアクションの連続で手に汗握りまくった。
　孔明の風読みと周瑜の策略がまるで琴のセッションの如く見事な調べを奏で、大軍の曹操を圧倒する様が痛快だった。
　双方の死力がぶつかり合う最終決戦だ。血がたぎらないわけにはいかなかった。男も女も死力を尽くし、戦場を往く…
　魏・呉・蜀（この頃はまだ無いが…）の英傑たちが一同に会するクライマックスのアベンジャーズ感がハンパなかった。
　そんな戦いはおそらく赤壁の戦いくらいのはずであり、ここを切り取って映画化した本作の意義の大きさを噛み締めた。

[以降の鑑賞記録]
2025/05/24：Blu-ray（吹替）

※修正（2025/05/24）