「僕は味がついてればなんでも...」イケメンバンク THE MOVIE yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)
僕は味がついてればなんでも...
株式会社バンダイが開発したイケメンバンクをモチーフにしたラブコメ映画なのだけれど、5人という設定以外は直接関係ないような映画。
ラブコメというより登場人物それぞれが夢を追いかける話のほうがメイン。
タイトルやパッケージからは想像つかないくらい良い内容。
イケメン5人も皆実直で良い人間しか出てこない。ストーリーは保育士を目指すヒロイン百合(波瑠)が5人のイケメンから片想いされるが、誰のことも何とも思わないまま就活頑張る話だけがすすむ。5人のうちでは金底梨太郎エンド。
イケメン①金底梨太郎 漫画家志望。百合の紙芝居の試験の絵を指導②ゼニー赤羽 ストリートミュージシャン、百合が定期的に路上ライブを見に来る。③家内紙幣 梨太郎の義兄でシングルファザー。娘リコの勉強を教えにきてるのが百合。④財前波流乃 百合の高校時代の同級生。⑤一本木円 百合の幼馴染。青森か出てきてあてがないので百合の家に転がり込む。日雇いのバイトで梨太郎と仲良くなる。
前半はコメディ要素が多くて楽しい。首チョンパ紙芝居2回目きた時には笑った。みんないい奴なのでドロドロした話は一切ない。
真面目で良い映画。
イケメンバンクの実物は小さな液晶画面のついた500円玉専用貯金箱。イケメンとドキドキしならがお金が貯まるというコンセプトで、画面の中のイケメンとコミュニケーションとりながら5万円まで貯金出来るとハッピーエンドになるという代物。
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