「おうち-203」ミラーズ かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-203
いつも通りのジャック・バウアーだった。
この一文だけのレビューにしようかと思いましたが、ホラー映画のレビューはなぜか饒舌になるので、書いてみます。
ホラーにはイライラとツッコミがつきものと思っていて、3大ツッコミは「なんでひとりで行くん」、「なんで夜に行くん」、「なんでそこで立ち止まって話するん」だと思ってたんですが(勝手に)。
キーファーさん、今回、最多「なんでそんなに行くん」受賞ですおめでとうございます(勝手に)。
今回の敵は鏡。個人的にはゲーム版サイレントヒルの「サイレントヒル origin(邦題zero)」(PSP)というトラウマがありまして。
これまでのサイレントヒルでさえ充分怖かったのに、PSP版では表世界と裏世界を鏡に触れることで能動的に切り替えて、物語を進めなきゃいけない。つまり、ビビりは怖いから触れない=進まないのループでした、、、。
同僚刑事を誤射してしまい、刑事をやめデパート廃墟の警備員になるキーファーさん。
転職後、すぐ取り憑かれる。早いて。
仕事熱心なのか取り憑かれたからなのか、「なんでそんなに行くん」を連発する。あなたジャック・バウアーですか?
わかってます、物語の進行上、そうしなきゃいけないって。でもつっこんでないと、ビビりはもたない😱
そしてついに怖れていたことが、、、。キーファーさん、切羽詰まって銃を向けて人を脅す、やっぱりジャックでした(おそらくshit!は、吹替では「くそーーーぅ」になってるしね)。
ラストの展開はもう、色んな意味で🥴でございます。お化けに空手で戦おうとする蘭姉ちゃんと同じベクトルで進むジャックが最後に気付いた真実、、、ま〇おかの岡田さん並みのワォでした。
なんだかんだ、ビビりつつ、唖然となりつつ、つっこみながら実はめちゃくちゃ楽しめました。
もうひとつツッコミどころがありました!
エシカを見つけて、妻から電話で「助けて!」と言ってきてるのに、自宅へは戻らず、廃デパートに行ってしまったこと・・・おいおい、って感じでした!
僕も主人公がジャックバウワーにしか見えなかったのを覚えてます。
ドンデン返しというか裏っかえしのラストにそっちで終わるんかい😭😭って突っ込んだのを思い出しました。
kossyさんへ、作品を選んでるときはノリノリなんですけどね、、、見出して自分のビビりっぷりに後悔してもやめられないおうちホラー😭😭
鏡怖いです。現実の自分と鏡の中の自分の動作がシンクロしてないって想像しただけで怖いです。もし再度ご鑑賞されたら、レビュー期待しております
特に自宅鑑賞での鏡を使ったホラー鑑賞は怖い!
ついつい鏡を避けたくなっちゃいますよね~
この作品、メモを残してないので内容が思い出せないのですが、それだけ自分自身鏡が怖かったのでしょう。両側に鏡のある学校のトイレに1人で入れなかった記憶があります・・・合わせ鏡怖いです。
深夜12時に合わせ鏡を見ると、自分の未来が見えるとか・・・