「皮!」イングロリアス・バスターズ 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
皮!
日本ではそれほどヒットはしなかったよう。
それも分かる。
爽快感のあるアクションではない。
ブラピの魅力で見せる映画でもない。
グロありで女性には受けが悪いだろう。
そして言葉へのこだわり。
ドイツ語・フランス語をちゃんとしゃべることのできる俳優を選ぶ。
その監督のこだわりは日本人が理解するのは難しい。
クエンティン監督の会話シーンが好き!という人でないと
楽しめないシーンも多い。
ただオーストリア人俳優クリストフ・ワルツはすごい存在感。
歪んだ口元がいつまでも脳裏に残ります。
オスカー取ったのも納得。
ラストの爽快感はあります。
が、やはりブラックな後味。
ドイツ人がこの映画をどう思っているのかが気になりました。
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