「.」イングロリアス・バスターズ 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。意外にもQ.タランティーノ監督、初の戦争映画。劇場公開時は面白くなかったら、代金返却キャンペーンを展開していた。過剰気味のバイオレンスシーンと血糊は相変わらずな監督得意の復讐劇。途中、大丈夫かとも思ったが、二つの物語が交差し始める『第4章プレミア作戦』から俄然盛り上がり、ラストも巧く纏まっている、正にだんだん良くなる法華の太鼓の典型。女優陣も魅力的に収められており、“アルド・レイン”中尉のB.ピットもまずまず。四ヶ国語を操る知的な“ハンス・ランダ”大佐のC.ヴァルツが印象的。70/100点。
・約十年間、本作の脚本を温めていたと云うQ.タランティーノ、僅か6分乍ら劇中作『国家の誇り』もそれなりに作られてる芸の細かさに感心。
・鑑賞日:2011年10月24日(月)
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