劇場公開日 2009年5月9日

「ドキュメンタリーは・・」余命1ヶ月の花嫁 ぷらねっとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ドキュメンタリーは・・

2009年4月25日
鑑賞方法:試写会

悲しい

リアルすぎて目を反らしてしまう。
でも、映画は、キャストによっては見てしまう。

死を目前にして何かできないかと、自ら進んで出演したドキュメンタリー。
その後、過去が暴かれたり、映画化の話が進んだり、太郎さんの未来に影響が出たりするのは、予想外のことかもしれないけど、今のマスコミを考えれば、覚悟のうえだったかもしれない。
遺族と太郎さんは、試写会にも来場されてるぐらいだから、色々なことを覚悟のうえ、映画化を承諾されたのだろう。
映画を通して、千恵さんの乳癌に対する思い、そして、余命わずかな千恵さんに対して、何かをしてあげたいって言う周りの気持ちが伝わりました。
彼女の願いは、乳癌検診が世に広まることの他に、遺された人が、幸せになることだと思う。この映画が、色んな意味で、遺族を幸福にしてくれるなら、いいんじゃないかな。

ぷらねっと