劇場公開日 2010年12月11日

「評判ほど悪い出来ではありません。」ノルウェイの森 hatakeyamadさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0評判ほど悪い出来ではありません。

2021年12月14日
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興奮

難しい

そもそも原作自体大した小説ではないと言ってしまうと身も蓋もないけれども。
監督は頑張っていい作品にできてると思いますよ。
僕はこの原作を読んで、なんかノスタルジーなのかな?って思ったんですよね。
全共闘世代のノスタルジー?
でもそれって私には全く響かなかった。
大した小説じゃないというと語弊があるね。
"読む人を選ぶ小説"と言えばいいかな?
あんまり一般化するような物語ではないように感じたんですよ。
正直一般化するなら初期三部作の方が遥かにそんな感じする。まああれもクセがあるけども。
そしてこの映画である。
水原希子の演技が素晴らしいですね!
緑さんを力演しております。
あの飄々とした感じ、なかなかこれを出せる人はいないですよ。色っぽい。えっちなこと言ってもいやらしくない。いや、いやらしいんだけど嫌じゃない。あんなに好き好き言ってたのに次の日にはいなくなってそうなこの感じ(笑)
基本主人公の男性のナルシスティックで団塊ノスタルジーな物語なので、そこはもう置いておこう。水原希子素晴らしい。それだけで3.5!(笑)

hatakeyamad