60歳のラブレターのレビュー・感想・評価
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じんわり温かい映画です^^
年齢制限なく、幅広い世代で観ても素敵な映画です。
・・・が
深い共感を受けるのは
やっぱりある程度、高い年齢層でしょうね^^
熟年夫婦で観に行くのがベストかな(^o^)
熟年3組の男女のそれぞれの想いを描いたストーリー。
はじめのうちはテンポがのんびり。
淡々とした流れだったので
ちょっとダルい感じもなくはなかったんですけど
(ついでに原田美枝子さんの演技もど~かと・・・(笑))
ストーリーが進むにつれて
じわじわと温かい気持ちのなり、静かに泣けました。
特に魚屋の熟年夫婦に感動☆
ラストは、ちとやりすぎ感も否めませんが
とても素敵な映画です^^
5月21日MOVIX伊勢崎にて観賞
最後をのぞけば最高に感動
魚屋さん夫婦には感動しました!翻訳家と医者のカップルもすてきでした!
中村さん原田さん夫婦は、定年離婚夫婦の姿がよく描かれていました。しかし、富良野に旦那が先回りしていたり、そのときに絵を畑に張ったのを見るのも難しいし、思い切って石黒さんと富良野まで行ったのに、元旦那のところに簡単に戻るのは不自然だと思いました。最後にがっかりです↓
熟年夫婦の在り様
夫婦という形をとって生きてきて、60歳くらいになるとこういう感じになるのかなという映画です。
個人個人にとっての近未来映画。(もちろん過ぎちゃった人もいると思いますが)
きっと誰にでもやってきちゃうんだから。
すごく良かったところ
①特に魚屋夫婦(綾戸、イッセー尾形)の泣かせるプレゼントの渡し方。
②「私たちくらいの世代が恋するなんて、奇跡みたいなもんだから…。」という戸田恵子のセリフ。 (激しく同意です)
良くなかったところ
・中村雅俊、原田美恵子夫婦のハッピーエンディングの不自然さ。
でもいい映画でした。
いわゆるフィクション/絵空事ではない、身近に体験しそうな親近感のある映画でした。
当事者じゃなくても、両親とかの人生と重ねても見られます。
泣ける!
試写会で見て感動したので、昨日、公開日に早速2回目の鑑賞をしてきました。
それぞれのカップルに自分の経験や両親を投影してしまい、涙が溢れだしてしまいます。脚本家が「3丁目の夕日」を書いた方で、涙の中にも心が温まる脚本という気がしました。
中村雅俊夫婦はあまりパッとしませんが、井上順と戸田恵子カップルとイッセー尾形と綾戸智恵カップルのストーリーが素敵でした。井上順のイメージとは全く違う役柄が新鮮で、意外感があってよかったです。戸田恵子が「この歳で本気に人を好きになるなんて大変なことなのよ。もう疲れちゃった。」という台詞、ぐっときました。そして、イッセー尾形の歌に泣かされました!!
ところどころ感動するのだけど
サブストーリーが生きていて感動する部分があるのだけど、いかんせん主の部分の終わり方に、感情移入できないところが多くて、終りよければの逆の感想。
大島弓子の漫画に「桜時間」という、とても良い夫婦の話があります。
読み終わって良い意味で考えてしまう漫画でしたが、こちらの映画は、中村、原田夫婦につながる恋愛がらみの脇役を、都合よくかやの外に外したようなラストに、そんなので良いのかと思えて考えてしまいました。
主役の原田美枝子さんのインタビューを読んでいたら、演じた役柄にシンクロできないようなニュアンスが行間から感じられたけれど納得しました。
脚本が秀逸です
初老の夫婦の「いい話」といえば、ベタな展開を考えてしまいますが、
ともかくそこは、古沢良太脚本、ですから、
次のセリフが予想できない!
「えっ!そうきたか!」という感じです。
60歳男女の群像劇は、年齢を重ねた分「履歴」が重く、
まだそれぞれの生きてきた人生の対比がおもしろく、
なんで今までこういう映画がなかったのかな?とさえ思いました。
戦後生まれの平和な日本しか知らない彼らは
実際それほど若い世代と違ってはいないので
30~40代の人たちにも共感できるでしょうし、
団塊の世代のリアルな時代背景がちりばめられていて、
同年代の人はとくに楽しめるでしょう。
●東京オリンピックの頃に中学を卒業し、
集団就職列車で東京にやってきた「金の卵」といわれた世代
●高校生の時にビートルズ来日。
一番欲しいもの・・・「ギター」だった世代
●海外ドラマがテレビでみられるようになり、
ベン・ケーシーにあこがれて医者をめざした世代
●深夜ラジオ全盛で、DJの流暢な英語にあこがれ、
「海外留学」する少年少女が登場した世代。
●昭和50年ころのラベンダーブーム。
(幸福駅、なんてのもありました)
北海道、なかでも富良野にあこがれた世代。
若い世代の人たちはきっとスルーしてしまう、
ビートルズやベン・ケーシーに
きっと同年代の人は過剰に反応すること必至です。
ストーリーはネタバレになるので、控えますが、
それぞれの心情を掘り下げる、というよりは、
タイプの違う人間が交錯したときの
「化学変化を楽しむ」
作品といえるでしょう。
あなたは、どのカップルに共感するでしょうか?
三組の還暦に差し掛かろうとする男女の群像劇。
主軸になるのは、出世の為に家族の事を振り返らない夫と、そんな夫に従い
自分の感情を抑制して来た妻、だが、二人は夫の定年を期に離婚する。
二組目は、互いに口汚く罵るものの、糖尿病の夫の為に
ウォーキングを毎日している魚屋の夫婦。
夫には欲しいものがあった。それを知らぬ振りしている妻。
三組目は、妻に先立たれた医師と行き遅れたキャリアウーマンの二人。
互いに惹かれ合っているのに、もう一歩を踏み出せない。
そんな三組の60歳のカップル。
夫々に味があって面白味をだしているのですが、
やっばりイッセー尾形と綾戸智恵演じる魚屋の夫婦の
エピソードが私は好きでした。
夫の方の病気を心配していたら、実は奥さんの方が大変だった。
夫は愕然、自分の今までの気持ちを奥さんに買ってもらったギターを
奏でながら、ベットに眠る妻に必死に訴えかけます。
自分の感情を切々と訴える姿は悲哀を誘います。
それは長年連れ添った二人の歴史でもあるのです。
イッセー尾形というキャラのおかげかもしれませんが、味のあるシーンです。
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