「ヒーローは必要なのか」ウォッチメン スパイダーマンさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーローは必要なのか
この映画は、他のレビューの方も言っていた通り、ただのコミック映画ではないと思います。
ベトナム戦争以後のアメリカ。アメリカはDr.マンハッタンやコメディアンといったヒーローたちの力を借りて戦争に勝利しました。
しかしソ連との冷戦が続き、核戦争がもうまもなく起きるのではないかというところまで世界は危機に扮する。
この映画のヒーローは、他の映画とは違い人々に必要とされ闘うというものではなく、どちらかというとアメリカ政府の味方です。だから、コメディアンが街で暴れて一般人を殺したりしても罪には問われない。
時代の歪みみたいなものが存在していたのでしょう。
全体的に、華やかさには欠けますがヒーローたちはかっこいいし、メッセージ性をもっているいい映画だと思いました。
それにしてもDr.マンハッタンあそこまで強くなるものか、、。
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